一般財団法人環境イノベーション情報機構
MLVSS値の評価方法
登録日: 2006年02月28日 最終回答日:2006年03月25日 水・土壌環境 水質汚濁
No.15304 2006-02-28 02:19:23 へろへろ君
こんにちはMLSVVの値の見方を教えて頂けませんか?
インターネットで調べると「MLVSS=有機物SSの指標」と書かれていますが、
MLVSSには無機物(例:炭酸カルシウム)なども処理方法によっては含まれるのでしょうか?
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No.15770 【A-4】
Re:MLVSS値の評価方法
2006-03-25 09:24:50 マッシー・ナナ (
No.15343 【A-3】
Re:MLVSS値の評価方法
2006-03-01 17:35:42 なんちゃって計量士 (
おたずねの件JISK0102 14.4.1懸濁物質の強熱残留物の試験方法でよろしいのでしょうか?単純に強熱減量と申しても種々ありますので。
この場合の加熱灰化温度は600±25℃です。
炭酸カルシウムは誤差の範囲以下の影響しかないと思います。(有効数字三桁)
只、他の無機物には水銀の様に蒸発しやすいのもありますので構成比によっては十分影響を与える場合もあります。
又有機物でも昇温の方法によっては分解される構成が変わるように思えます。しかし元々の検体が懸濁物ですので繰り返し誤差が大きくどの様な成分が灰化しやすく又しにくい等の知見はありません。
評価方法に関しましては私の専門外ですがおもしろそうなので【MLVSS】で検索いたしましたら、約 10,100 件ありました。その一部を読んでみたところ、設計基準や管理数値として発表されておりました。ご一読をおすすめいたします。
回答に対するお礼・補足
情報有難うございます。
一度調べなおして勉強させていただきます。
色々アドバイス有難うございました。
No.15315 【A-2】
Re:MLVSS値の評価方法
2006-02-28 22:51:02 papa (
つまり、MLSS×(強熱減量%)です。
下水処理ではMLSSの強熱減量は70〜80%程度ですからMLSS2000mg/l程度ならMLVSSは1400〜1600mg/l程度になります。
現在ではMLVSSを運転指標とすることはほとんどありません。
昔はMLVSSこそが活性汚泥だとおっしゃる先生方がたくさんおられて、BOD/MLSS負荷だとかBOD/MLVSS負荷だとかが処理施設運転の主要指標などと言われていました。
どのような処理方式でも、水処理の通常運転レベルでは活性汚泥は極めて貧栄養の状態におかれています(貧栄養だから有機物を摂取する)。汚泥負荷をどうこうしても大した意味はないので、活性汚泥の平均滞留時間SRTをコントロールしたり、嫌気条件と好気条件の適切な制御を行い、活性汚泥の代謝制御によって有機物だけでなく窒素やりんの生物処理を行うという運転思想が一般的になりました。
それでもMLVSSの計測は行っていますが、目的は汚泥の沈降性評価や嫌気消化の消化率把握などの基礎データとして利用しています。
No.15307 【A-1】
Re:MLVSS値の評価方法
2006-02-28 14:28:50 レス (
回答に対するお礼・補足
回答有難うございます。
MLVSS(%)=(((MLSS-MLSS後濾紙強熱減量)/MLSS))×100
MLSS=mg
MLSS後濾紙強熱減量=mg
では無かったのですね。
有難うございました。
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