アフラトキシンB1試験法について
登録日: 2006年02月07日 最終回答日:2006年02月10日 健康・化学物質 その他(健康・化学物質)
No.14596 2006-02-07 02:26:16 AFR
食品衛生法のアフラトキシンB1試験法について、
よくわからない点が幾つかありますので御教示願います。
@検量線について
アフラトキシンB1の2.5ppb標準溶液を調製し、
「試験溶液の測定から得られたピーク高さ又はピーク面積が、
標準溶液(2.5ppb)から得られたピーク高さ又はピーク面積を
上回る場合は陽性と判断する。」
と記述されていますが、これは2.5ppb標準溶液の1点検量線を
作成すればよいという意味でしょうか。
多点検量線を作成するならば、濃度範囲はどの程度にすれば
よいのでしょうか。
A標準溶液の調製について
試験法にはアフラトキシンB1の調製法しか記載されていませんが、
LC/MSの分析条件のところにはB2、G1、G2のSIMイオンも併記
されています。これがよくわかりません。
実際の分析ではB1以外の他の3物質も測定しなければならない
ということでしょうか。
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No.14656 【A-2】
Re:アフラトキシンB1試験法について
2006-02-10 14:58:24 まるに (
>よくわからない点が幾つかありますので御教示願います。
>
>@検量線について
> アフラトキシンB1の2.5ppb標準溶液を調製し、
> 「試験溶液の測定から得られたピーク高さ又はピーク面積が、
> 標準溶液(2.5ppb)から得られたピーク高さ又はピーク面積を
> 上回る場合は陽性と判断する。」
> と記述されていますが、これは2.5ppb標準溶液の1点検量線を
> 作成すればよいという意味でしょうか。
> 多点検量線を作成するならば、濃度範囲はどの程度にすれば
> よいのでしょうか。
この分析法は、陽性・陰性の判断(単純には定性分析)ですので、検量線などは不要です。
単純に、試験溶液のピークと標準溶液を高さ又は面積を比較して、試験溶液のピークが大きければ「陽性」と判断します。
>
>A標準溶液の調製について
> 試験法にはアフラトキシンB1の調製法しか記載されていませんが、
> LC/MSの分析条件のところにはB2、G1、G2のSIMイオンも併記
> されています。これがよくわかりません。
> 実際の分析ではB1以外の他の3物質も測定しなければならない
> ということでしょうか。
>
そもそも「アフラトキシン」はカビ毒です。食品中にカビ毒が認められた場合は、当然に回収などの措置を講じる必要があります。
よって、@などで「陽性」と判断された場合、そのクロマトのピークが、アフラトキシンであるかどうかを判断する必要があります。B1、G1、G2のいずれもアフラトキシンですので、得られたピークのマスクロマト等が、これ以外の物質でないことを確認しなければならないと言うことです。
回答に対するお礼・補足
ありがとうございます。
明快な回答を戴き、やっと謎が解けました。
No.14637 【A-1】
Re:アフラトキシンB1試験法について
2006-02-09 14:26:56 匿名 (
アフラトキシン測定法 (通知法)
http://www.nihs.go.jp/dmb/ahura.html
最低限ネットで調べてから聞くようにしましょう。
最近こういうのが多すぎます。
食品関係でしたら殆ど国立医薬品食品衛生研究所に聞けば判りますよ。
http://www.nihs.go.jp/index-j.html
回答に対するお礼・補足
質問する前に自分でもできるだけ色々調べてみました。
その中には上記のHPの情報も含まれていました。
それを読んでもわからなかったから質問を投稿したのですが。
何の努力もせず、安易に質問したかの様な発言をされて心外です。
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