一般財団法人環境イノベーション情報機構
騒音レベルの温度による補正について
登録日: 2006年01月18日 最終回答日:2006年01月20日 大気環境 騒音/振動
No.14212 2006-01-18 05:34:32 デシベル
久しぶりに投稿します。
前回は騒音屋本舗さん、お世話になりました。
今回、簡易的なサイレンサーを設置しまして
、メーカーからサイレンサーの出口の騒音レベルの
予想値(試験成績書)をいただきました。
その中で、サイレンサーには100℃近い空気が
通過するのですが、聞くところによると温度による
消音量の補正があると聞いたのですが、本当でしょうか?
ご存知の方おられましたら、計算方法などご教示いただけ
たら幸甚です。
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No.14259 【A-1】
Re:騒音レベルの温度による補正について
2006-01-20 10:58:15 騒音屋本舗 (
(共鳴型・膨張型などの場合には異なります)
吸音率:α
膨張比:m
長さ :L
周波数:f
音速 :c
これらの内,温度が影響してくるのは音速cであり,音速は下式で計算できます。
c=331.5+0.6t (t:温度℃)
常温20℃と100℃で音速を計算すると
c20 =343.5m/s
c100=391.5m/s
これを吸音型サイレンサの減衰量の式(これは略します)に代入して試算しましたが,
100度の減衰量は,常温の場合に比べおおよそ1〜2dB低下すると考えられます。
なおサイレンサの形状等が不明なため,上記の結果は「試算」です。
あくまでも参考程度にとどめて下さい。
回答に対するお礼・補足
騒音屋本舗さん、ありがとうございました。
ネットで調べてみたら、吸音型サイレンサとは
単なるダクトに吸音材を貼り付けただけのサイレンサということでしょうか?もしよろしかったら、減衰量の式をご教示いただけないでしょうか??
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