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環境Q&A

環境庁告示第46号のpH調整について 

登録日: 2006年01月17日 最終回答日:2006年01月17日 水・土壌環境 地下水/土壌汚染

No.14178 2006-01-17 07:29:34 困ったちゃん

セメント及びセメント系改良土の六価クロム溶出試験の実施要綱に、
「環境庁46号の溶出試験を行う」とありますが、
その中で、
試料液の調整はpHが5.8以上6.3以下となるようにしたもの
という表記がありますね。

@実際にやってみると、とりあえずpH調整しても、振とうが終わるとpHはアルカリ領域(場合によっては11とか・・・)になってしまいます。

それでもいいのでしょうか?
それとも、振とうの途中で何回かpH調整が必要なのでしょうか?
分析している皆さんどうなさっていますでしょうか?

そして、実際のところ、試料50g+純水500mlで抽出した場合どの位の量の塩酸を加えていらっしゃいますか?

Aアルカリ領域で振とうした液で六価クロムを分析してみたら、指示されたpH域の時と比べて10倍程度の値になってしまったのですが、どなたか経験ありますか?

初心者にどうか御教授ください。
よろしくお願い致します。

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No.14181 【A-1】

Re:環境庁告示第46号のpH調整について

2006-01-17 09:05:26 K

>@実際にやってみると、とりあえずpH調整しても、振とうが終わるとpHはアルカリ領域(場合によっては11とか・・・)になってしまいます。

これがこの試験の1つの問題点ですね。
昔からpHの問題は指摘されているのですが…。

>Aアルカリ領域で振とうした液で六価クロムを分析してみたら、指示されたpH域の時と比べて10倍程度の値になってしまったのですが、どなたか経験ありますか?

「指示されたpH域」というのが強制的にこのpH域で固定するようにして溶出試験を行われたのでしょうか?
全クロムの濃度はどうなっていますか?
また、分析方法はジフェニルカルバジド法でしょうか?
分析方法によっても結果が変わる可能性があるようです。
セメント協会あたりからジフェニルカルバジド法での分析方法における注意点が書かれたものが出ていたように思います。

回答に対するお礼・補足

K様
早々のご回答ありがとうございます。
Aのご回答に関しては、初回にpH調整したのみです。
分析方法はジフェニルカルバジド法です。
全クロムは特に測定しませんでした。

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