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環境Q&A

大腸菌群数の除去について。 

登録日: 2006年01月13日 最終回答日:2006年01月20日 水・土壌環境 水質汚濁

No.14137 2006-01-13 07:29:26 4番サード落合

大腸菌群数を減らす方法としてどのような方法があるのですか?

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No.14284 【A-4】

Re:大腸菌群数の除去について。

2006-01-20 23:49:09 マッシー・ナナ

大腸菌(エシェリシア コリ)は通性嫌気性細菌です。空気バッキを十分に行って生物処理をしっかりできれば自然淘汰されます。し尿が混入したり有機物が残存する河川水質環境では、十分に除去は出来ません。また、大腸菌群の中には、河川や土壌に常駐する通性嫌気性の細菌(エントロバクターやシクロバクター)もおりますので、綺麗な河川にも多少は検出されることがあります。さらにエアロモナスの一部は大腸菌群として検出されてしまうこともわかっています。正確を期す場合はコリラート法(酵素法)などが良いと思いま。。ご存知かと思われますが、大腸菌群とはBGLB法など古典的?な大腸菌測定法で表される細菌の一群です。

No.14156 【A-3】

Re:大腸菌群数の除去について。

2006-01-15 12:19:14 クマムシ

>大腸菌群数を減らす方法としてどのような方法があるのですか?


河川水中の大腸菌群を減らしたい、とこのことですが、なぜ減らしたいのでしょうか?
大腸菌群を減らすことに、どのような意義があるのでしょうか?

No.14155 【A-2】

Re:大腸菌群数の除去について。

2006-01-15 09:55:15 papa

河川の流水をそのまま浄化するというのは極めて不効率なうえ、必然的に余剰汚泥が発生します。余剰汚泥は洪水時に流下させることによって物質収支のバランスを取っています。
大腸菌群を含め河川浄化を進めるもっとも低コストで効果の高い方法は、下水道の普及率を向上させることだと思います。普及率向上手法を研究することも河川浄化の大切なテーマと思いますがいかがでしょうか。

No.14147 【A-1】

Re:大腸菌群数の除去について。

2006-01-14 09:03:07 papa

処理場で採用される主なものは、
・塩素注入(塩素ガス、次亜塩素酸ナトリウム・カルシウム、塩素化イソシアヌル酸)
・オゾン注入
http://www3.toshiba.co.jp/sic/page/1_1_2_06.htm
・紫外線照射
http://www3.toshiba.co.jp/sic/page/1_1_2_09.htm
などですが、
活性汚泥処理で原生動物捕食されることにより流入水10^6〜8個/mlオーダーの状態から2次処理水10^2個/mlオーダーまで減少します。
大腸菌は人間と共生している生物なのであまり気にすることもないと思いますが、腸管系感染症の指標として把握していますので衛生学上の意義は別です。
抗菌剤や熱処理でも除去できます。除去対象と目的により様々な手法があると思います。

回答に対するお礼・補足

返答ありがとうございます。
現在河川の浄化について考えているのですが、接触材によりBODなどを下げれることはわかったんですが、大腸菌群数を減らす方法がわからなくて質問しました。
回答してもらったものはどれも大きな施設やコストがかかるものでしたが、身近にあるようなもので大腸菌群数を減らすものはないでしょうか。質問続きですいません。

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