環境Q&A

No.14161 【A-2】

Re:野生動物保護に携わりたい

2006-01-16 06:37:19 ギエ （

治療は基本的には獣医師がやると思われますが、実際には獣医師のいない保護施設などで保護される場合もあります。これは、野生鳥などに関していえば、獣医師のレベルが、長年飼育した経験を持つ人などに比べ低いためです。全体の流れとして、傷ついた野生動物を誰かが見つけた場合、その人が自分で動物病院に連れて行くか、県の野生動物担当の部署に連絡をして、担当の人が対応して、動物病院などの施設に連れて行く場合などが考えられます。

獣医師として野生動物にかかわる仕事は、かなりありますが、実際に仕事につきたいのであれば、野生動物救護施設になっている動物病院に勤務する。学生の時から、学生間の野生動物関連の連合に参加したり、野生動物学会や臨床学会に入り、いろんな人と知り合いになっておく。ボランティアや研究に参加する。と仕事につきやすいことは確かです。

No.13991 【A-1】

Re:野生動物保護に携わりたい

2005-12-27 10:03:42 君山銀針 （

http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=13626　などに書きましたように、野生生物保護を仕事にするのことについては、まだまだ厳しい状況がありますが、がんばってください。

傷病野生動物の救護過程については岐阜大学COE野生動物救護センターhttp://coe-gifu.academy.ne.jp/frames/f_news.html
のサイトに、同センターが想定しているケースの内容が載っています。
http://coe-gifu.academy.ne.jp/centre_FW.html

傷病野生動物の救護活動自体が最近のものですので、手探りの部分も多く、取り組んでいる機関によって違うところもあると思います。

なお、保護というのは傷ついた動物を助けるだけではなく、そもそも動物が傷つかない環境づくりをすることが大事です。そう考えると、取り組むべきことはたくさんあると思います。