一般財団法人環境イノベーション情報機構
RoHS対象物質の完全溶解について
登録日: 2005年12月12日 最終回答日:2005年12月15日 ごみ・リサイクル グリーン購入
No.13766 2005-12-12 07:15:27 amadues
カドミウムと鉛ついては、完全溶解を要求されることが多いのです。
分析試料によっては、溶解が非常に困難(シリカ、シリコン、セラミックス、樹脂等)な場合があります。現在のところ、硫酸による灰化処理又は過塩素酸・ふっ酸分解で対応しています。完全溶解に関しては対応に困っている方も多いと思われます。
他に何か良い手立て(前処理方法)はあるでしょうか?
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No.13821 【A-1】
Re:RoHS対象物質の完全溶解について
2005-12-15 00:06:32 matsu (
>分析試料によっては、溶解が非常に困難(シリカ、シリコン、セラミックス、樹脂等)な場合があります。現在のところ、硫酸による灰化処理又は過塩素酸・ふっ酸分解で対応しています。完全溶解に関しては対応に困っている方も多いと思われます。
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/procurementinfo/ss00259/qfhh7c0000006ht8-att/ss_00259_general_use.pdf
の、8ページと10ページにこの指定があることが、他社を含めてこの要求が出る原因だと思います。この技術標準では、プラスチック、塗料、インキを想定しており、シリカのような溶けないものを測るのは想定外だと思いますので、測定自体が不要なことを掲載されているセットメーカーさんに聞いてみましょう。
回答に対するお礼・補足
早速のご返答ありがとうございました。
基本的にはプラスチック、塗料、インキ以外の媒体は、想定されていないということですね。『完全溶解』という仕様は、確かS社様のものから来ているものだと思います。
実際は分析対象も部品単品というわけにいかなかったりするので適用範囲という考え方も難しいところですし、残渣が残る場合の処理はどうされているのでしょうか?
『完全溶解』したという確認(判断基準)は、どのように行ったらよいのでしょうか?現在のところ目視で確認なのですが、対外的には保障しにくいところがあります。
一方的な甘えた質問ですみません。
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