一般財団法人環境イノベーション情報機構
全リン濃度自動分析計での鉄イオンの妨害について
登録日: 2005年12月07日 最終回答日:2005年12月09日 水・土壌環境 水質汚濁
No.13703 2005-12-07 12:41:41 河野孝通
当方、発電所にて排水処理設備を運転しているのですが、
ここで使用している全リン濃度自動分析計の指示が手分析(グループ会社の環境計量士に分析委託)の測定下限以下の状態が続いています。手分析値0.04mg/Lで自動分析計測定値0.001mg/Lという状態です。
排水処理は塩化第二鉄を凝集材として使用しており、鉄イオンの排水からの除去は困難なのですが、某筋からリン定量時に鉄イオンの妨害があると聞き及びました。
溶解性鉄イオンとリン定量の関係や自動分析計での前処理方法などお分かりの方がおられましたら、ご回答願います。
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No.13750 【A-1】
Re:全リン濃度自動分析計での鉄イオンの妨害について
2005-12-09 23:44:33 きら (
発電所からの排水ということですので、多分、JIS K 0102 で測定しているものと思います。
JIS K 0102 46.3の全リンでは、3種類の測定方法があり、それぞれに共存物質・妨害物質の影響、除去の方法が記載されています。
さらに、試料のpH、臭化物、金属水酸化物についての注意事項や、多量の塩素イオンが含まれている場合等についても記載されています。
また、Q&Aで(リンではないのですが)、フッ素について私がコメントしたものがNo.13206にありますので、もし、よろしければ参考にしてください。
回答に対するお礼・補足
ご回答ありがとうございます。
ご意見参考にさせていただき対処していきたいと思います。
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