一般財団法人環境イノベーション情報機構
現在では
登録日: 2005年11月08日 最終回答日:2005年11月09日 環境一般 環境アセスメント
No.13198 2005-11-08 11:55:42 アセス
今、足尾鉱毒事件のことでいろいろ勉強している中で、当時では今のような環境行政機関がなく民間の人々が問題解決に取り組まれていて適切な問題解決には至らなかったと思います。もし、今あのような事件が起こった場合問題解決に向けてどのような手段を講じますか?
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No.13219 【A-2】
Re:現在では
2005-11-09 10:40:10 君山銀針 (
たとえば、足尾とよく比較される日立鉱山煙害事件(明治末から大正期)では、企業と地元住民との交渉、企業による対策の実施などが行われ、足尾とは違う進展のしかたをしています。
日立鉱山煙害関連情報
http://miyata-e.hitachi-kyoiku.ed.jp/4sougou/6nen/6a/6a.html#11
http://criepi.denken.or.jp/jp/pub/review/No38/chap-1.pdf
http://www2.ocn.ne.jp/~gan_1999/poweredby/daientotu.html
http://www5d.biglobe.ne.jp/~kintaro2/abe.htm
http://park20.wakwak.com/~morry/ibaraki/kiraranosato.htm
http://www.southwave.co.jp/swave/uistory/uino2/uino2_key02_1.htm
無鉄砲さんも書かれているように、足尾鉱毒事件のどのような点が問題だったと思うのか、アセスさんご自身で整理されたほうがよいでしょう。
それができれば、現代の何と比較すべきなのかがみえてくるのではないかと思います。
No.13208 【A-1】
Re:現在では
2005-11-08 20:08:42 無鉄砲 (
問題設定として、「あのような」とは何かを考える必要があります。
当時とは、科学的知識、国民・企業の意識、法体系が全く異なっていますので、同じような鉱害問題は起きるはずがないと考えられます。それでは、現在、科学的知識の集積が十分でなく、国民・企業の意識もさほど高まっておらず、法体系も未整備の環境問題はないだろうかと考えると、地球温暖化問題は、かなりそういう状況ではないかと私は思います(周期的気候変動の範囲内であり、問題ではなかったというオチもあり得るのですが)。途上国の拒絶、米国の離脱、我が国での環境税(炭素税)導入を巡る攻防とか、これからどんな手段を講じて対処していけばよいのでしょうね。
回答に対するお礼・補足
ありがとうございます。確かに今の社会の中では同じような鉱害問題は起こることは考えられません、その当時に起こったときには今のような科学的知識をもった機関などがなく何の知識もなかった民間の方々が問題解決を図ろうと企業と対立していました。そのことに対してもし仮に当時今のような行政機関があり、その問題に対し無鉄砲さんならどのような手段を講じられましたか?
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