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環境Q&A

COD・BOD測定法の見直し? 

登録日: 2005年09月29日 最終回答日:2005年10月01日 水・土壌環境 水質汚濁

No.12593 2005-09-29 09:44:19 バケ学屋

環境省から次のような報道がありました。「BODやCODの汚濁度が分かりにくい,統一的な国際基準の測定方法がない,外国と比較しづらい,などの理由で水質環境基準の指標の再検討をする方針」
再検討の成り行きによっては,影響が非常に大きいと思います。
外国の測定方法にはいろいろあるようですが,どの方法が有力(メジャー)なのでしょうか。ちなみに,水道法では過マンガン酸消費量がTOCに変更されました。
参考になるような,情報をお持ちの方にご教授をお願いいたします。

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No.12646 【A-1】

Re:COD・BOD測定法の見直し?

2005-10-01 23:07:55 JK

http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/005815620030702007.htm
第156回国会、衆議院決算行政監視委員会 第7号会議録
○吉田政府参考人 今、先生御指摘をいただきましたTOC、いわゆる全有機炭素量でございますが、これは水中に存在する有機炭素の全量を計測するものでございます。したがって、科学技術研究の上では、炭素収支を追跡できるといった長所がある反面で、難分解性の有機物をもはかり込んでしまうという欠点がございます。したがって、現行の有機汚濁指標と意味が異なってくるという性格がございます。
 したがって、直ちに水質保全上の指標として位置づけるには難しい面もございますけれども、CODに限らず、各種の水質を測定するための指標につきましては、いろいろなそれぞれの測定法の長所、短所がございますので、それらを比較考量しながら、より適切な指標の導入、あるいは先生御指摘くださいましたような新たな指標としての導入、併用といったことについても、今後検討を深めてまいりたいと思っております。


あまり参考にはなりませんが、話題になっていました。

回答に対するお礼・補足

ありがとうございました。
非常に参考になりました。具体的な動きはまだのようですね。今後情報をチェックしていきたいと思います。

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