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環境Q&A

最終処分場の延命について 

登録日: 2005年09月21日 最終回答日:2005年09月25日 ごみ・リサイクル 産業廃棄物

No.12481 2005-09-21 09:24:27 廃棄物一郎

最近、最終処分場の延命を行う目的で、埋立地内部で過般式の破砕、ふるい、選別機を用いてリサイクルを行ったり、圧縮梱包機等を用いて圧縮減容を行ったりする行為について、廃棄物処理法上、処分場埋立地内部にてこういった行為を行うことは可能なのでしょうか? (産廃と一廃では違う?)
また、再度焼却処分等を行う行為についても法律上可能なのでしょうか?
それから、処分場の即日覆土や、中間覆土などについてですが、当該目的で使用する土については、土以外の材料としては、どのようなものが使用可能なのでしょうか?
また、埋立方式としては、サンドイッチ方式、セル方式などあるようですが、サンドイッチ方式をとった場合、一日の作業が終了した時点での飛散流出、悪臭の防止が出来なくなると思うのですが、対策としてはどのようなものがあるのでしょうか?

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No.12527 【A-4】

Re:最終処分の終了

2005-09-25 14:45:57 JK

>リサイクルを行うということについては、委託契約上肯定されないと言うことは解りました。

最終処分は埋立地の廃止をもって終わるので、委託契約上、管理上の問題があるとしても、それは廃止をもって終わることにはなります。
委託契約は肯定しない理由に挙げられるかもしれないということです。

回答に対するお礼・補足

早速のレスありがとうございます。(^^)
委託契約上廃止をもって終わると言うことは、閉鎖した処分場については、安定型、管理型産業廃棄物最終処分場であっても、再度掘り起こしてリサイクルが可能と解してよいのでしょうか?

No.12524 【A-3】

Re:最終処分場の延命について

2005-09-25 02:31:18 循(じゅん)

最終処分場の延命化技術については各社各様な技術を紹介していますね。篩い分け、焼却物選別、圧縮減容、資源再利用などなど。
経産省から出されている報告書も参考になるかと思います。

>> 経済産業省ホーム>> 3R政策ホーム>> 資料を探す>> 調査資料
http://www.meti.go.jp/policy/recycle/main/data/research/index.html

平成15年度 「非鉄金属精錬の有する現状リサイクル技術情報整理及び循環型社会の更なる構築に向けた活用策等の検討(2004.3)」
・第2部 リサイクル適用技術の活用策と課題

法制度の課題についても言及しています。

飛散流出、悪臭の防止についてですが、サンドイッチ方式、セル方式いずれの方式であっても、一日の埋めたて作業終了時に覆土をすることで防止できると思います。
このときは土をある程度かぶせて水を撒くなどすればよろしいのではないでしょうか。


過去Q&A
No.2443 減溶化って?
http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=2443

No.7962 安定型最終処分場の覆土材について
http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=7962

回答に対するお礼・補足

報告書は非常に参考になりました。
ご指導ありがとうございました。

No.12493 【A-2】

Re:最終処分場の延命について

2005-09-21 21:00:35 Dr.ゴミスキー

  「処分場の即日覆土や、中間覆土などについてですが、当該目的で使用する土については、土以外の材料としては、どのようなものが使用可能なのでしょうか?」
 ですが、以前に発泡材製のものが商品としてありましたが最近は見掛けません。
 なお、鉱滓などを覆土材の一部に使用している自治体もある模様です。

回答に対するお礼・補足

ありがとうございました。
覆土材については、早速探して見ます。

No.12492 【A-1】

Re:最終処分場の延命について

2005-09-21 20:43:46 JK

直接禁止している規定はありませんが、処分業者については委託契約の内容に触れるということで肯定されないかもしれません。
ということで、産業廃棄物については自治体に聞いてみるということになります。

一般廃棄物については市町村の勝手という面もあり、国の補助メニューにもなっているのだから肯定されているのでしょう。

回答に対するお礼・補足

リサイクルを行うということについては、委託契約上肯定されないと言うことは解りました。
では、処分場内部にて過般式の圧縮機を用いて圧縮減容後再度埋立を行う行為についてはどうなるのでしょうか?

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