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環境Q&A

含有物質の第三者評価データ依頼について 

登録日: 2005年09月02日 最終回答日:2005年09月27日 健康・化学物質 有害物質/PRTR

No.12191 2005-09-02 02:14:29 SSA

メーカーで顧客からの化学物質調査依頼対応の担当をしているものです。
最近、客先(主に韓国、台湾)から使用部材の全てについて第三者機関で分析評価したデータ(ICP)を求められることが増えています。(SGSを指定される場合もあります。)
ただ、弊社では素材メーカーからの不使用証明や分析データ(自社測定でも可)、自社での受入分析結果にて対応しているため、第三者機関でのデータは完備できていません。

費用がかかる、手間が掛かる、日本国内客先からの要求はまったくない、など理由をつけて拒否していますが、対応の背景、必要性はあるのでしょうか?

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No.12567 【A-1】

Re:含有物質の第三者評価データ依頼について

2005-09-27 23:36:50 matsu

私も似たようなことをしているものです。
>ただ、弊社では素材メーカーからの不使用証明や分析データ(自社測定でも可)、自社での受入分析結果にて対応しているため、
あなたの対応はとても正しいと思います。
JGPSSI型の不使用証明管理で十分です。

>最近、客先(主に韓国、台湾)から使用部材の全てについて
最近また源流管理要求が蒸し返してきたのは
http://www.epson.co.jp/e/community/pdf/seg_k_0100_j_30.pdf
の7ページの調達管理の(ポイント)部分が震源だと思います。この基準に同意するかの力関係で決まります。

>第三者機関で分析評価したデータ(ICP)を求められる>ことが増えています。
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/procurementinfo/ss00259/index.html
で2002年ごろを中心に狭い対象への分析要求がありましたが、上記基準の下位の基準書ではこれより広い範囲に分析要求を出しているように思います。

>(SGSを指定される場合もあります。)
この要求が台湾に行き、認証と分析を一緒にやる機関がレポートを台湾メーカーに売り込んだのでは無いでしょうか。

>
>費用がかかる、手間が掛かる、日本国内客先からの要>求はまったくない、など理由をつけて拒否しています
この種の要求は、RoHSの本家のEUやアメリカでは無く、日本の一部メーカーの誤解のようなところがありますので、これでいいと思います。環境省などのWebや、日経エレクトロニクスに時々出る記事なども同様の趣旨です。

回答に対するお礼・補足

matsu様
返答が遅くなりましたが、ご回答ありがとうございました。

現在の対応がベターだろうと思い対応していましたが、matsu様のご回答をいただき、さらに自信を持って対応ができると思います。
また、環境省WEB、日経エレクトロニクスも確認して、勉強してみます。

ありがとうございました。

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