悪臭問題の解決方法
登録日: 2005年08月08日 最終回答日:2005年08月14日 大気環境 悪臭
No.11862 2005-08-08 11:16:05 里山の住人
中山間地に住まいをしていますが、県境を超えた隣県で操業している微生物処理による堆肥化施設(産廃処理施設)の悪臭に悩まされています。施設から1km位のところの町会にいるわけですが、隣県ということもあり、当町会とは公害防止協定も結ばれていません。地元自治体も悪臭の状態を確認していますが、管轄外ということで直接は手出しすることはできない状況です。
そんな中、隣県の公害防止協定を締結している町会も組織に参加してもらいながら、対策協議会も発足させ、問題解決のための取り組みをしています。
ところが、悪臭発生源の企業の改善対応が、小手先の時間稼ぎのものとなっています。協定を結ぶ際、町会には、「微生物によって、たちどころに悪臭が消える」と説明をしておきながら、今になって「微生物がなじんで機能するまでに1年はかかる場合もある」との回答を返すくらいです。
前置きが長くなりましたが、教えていただきたいのは、企業名をだして、WEB上で客観的議論(技術論も含め)ができるサイトはありませんでしょうか? 資本金4億円の、廃棄物学会の賛助会員にもなる位の全国規模の会社ですので、公開された議論の場では、いい加減な回答はできないと思いますので。
よろしくお願いいたします。
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No.11967 【A-4】
Re:悪臭問題の解決方法
2005-08-14 18:53:10 あゆ (
http://www.orea.or.jp/itaku.html
学術行政的な仕事から事業所や行政のコンサルタントまで幅広く受け入れてくれる希有な組織です。
費用は事業者に負担してもらえばいいと思いますので事業者側に提案してみたらいかがでしょうか。
素人(行政機関も含む)が議論するより客観的で問題解決に近づけると思いますが。
回答に対するお礼・補足
あゆさん 回答ありがとうございます。
HPを拝見させていただきました。
事業者にも問題を明確に認識してもらうために、検討させていただきます。
No.11886 【A-3】
Re:悪臭問題の解決方法
2005-08-09 21:40:02 Dr.ゴミスキー (
回答に対するお礼・補足
Dr.ゴミスキーさん回答ありがとうございます。
よく管理された好気性発酵システムとはどの様な状況になるのか見学したことがないものであまりいえませんが、少なくとも状態が安定しない場合を想定した脱臭施設等を設置するのが、施設設置許可の条件になりそうに思うんですけど。
No.11872 【A-2】
Re:悪臭問題の解決方法
2005-08-09 02:20:25 循(じゅん) (
相当お悩みのようですね。専門家に相談されるとよいと思います。
まず最寄の市町村の公害担当窓口にご相談されることです。(公害苦情相談制度)
それでもなかなか対策が進まないようでしたら、都道府県の公害審査会(環境部局に窓口あります)に相談してみましょう。
『公害紛争処理制度は、公害紛争を民事訴訟で争った場合、その解決に多くの時間と費用がかかるなど被害者の救済の面で問題があったことから生まれた制度です。このため、この制度には民事訴訟に比べて、
(1)迅速な解決が図られる (2)費用が安い
(3)専門的知識が活用できる
といった特色があります。(あっせん、調停、仲裁といった制度があります)』
(参考)公害等調整委員会
http://www.soumu.go.jp/kouchoi/index.html
まずは相手方と話し合いの場を作るために、地元自治体に協力を依頼してはいかがでしょうか。
2 WEB上で客観的議論について
技術論や法律相談については、ここの掲示板をはじめとして、多種多様な相談サイトがあります。
里山の住人さんが望むような「WEB上で公開の議論」を行っているサイトがあるか私はしりません。
そもそも、ここのような匿名掲示板の相談コーナーにおいて、特定企業を名指しして活動内容を議論することが問題解決に繋がるのでしょうか?
紛争解決のための当事者同士が話し合う場が制度として用意されているのですから、それを最大限に利用されることをお勧めします。(1の公害紛争処理制度)
「自分たちの活動を知ってほしい。賛同してほしい。」という趣旨であれば、御自分でホームページやブログ、掲示板を立ち上げる方法があります。実際にそういった手法で情報発信している方々も多いです。
「ここの掲示板は自由闊達な意見交換の場である」
というところは私も賛成です。時にエキサイトして言い過ぎてしまった反省すべきこともありました。
しかし、個人や企業を名指しして一方的に批判するとなると、ともすれば「誹謗中傷、名誉毀損、信用毀損、業務妨害、侮辱、権利侵害・・・」という刑法犯罪になりかねないのではないか、と危惧しております。
円満に解決する道が見つかることをお祈りしております。
回答に対するお礼・補足
循さん 回答ありがとうございます。
1の公害紛争処理制度については、視野に入れて動いています。事業所とは、すでに何回か話合いもし、改善の約束をしていただき、吸引ファンと微生物脱臭の施設をつけ、一部対応も実施されました。しかし、改善後に現地工場見学をさせてもらったら、工場内に臭気が充満し、屋上ファンから工場外に排出されていました。
2の方法を求めるに際して、決して一方的に誹謗中傷するつもりはありません。そうすることによって、かえって話がこじれることは避けたいとおもっています。
ただ私の趣旨は、公共事業に入札するような企業であれば、企業イメージを大切にするだろうし、100戸程度の町会を相手に小手先で対応するような安易な態度を取れない状況を作りたいという思いなんです。
個人的にHPを開設していますが、その目的を達成できるほどのアクセスはないんです。
ご意見を参考に、今後の対応を考えて見ます。
No.11870 【A-1】
Re:悪臭問題の解決方法
2005-08-08 22:17:07 Dr.ゴミスキー (
http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=11468
さて、ご質問の前提は、嫌気性のバイオマス事業と思われます。
嫌気性のバイオマス事業は、幾つかありますが、ドイツ企業との技術提供(月刊廃棄物で紹介された)によるテストプラントと実機で稼働しているプラントがあります。
千葉県U市での事業展開をヒントに埼玉県T市で事業展開を計画した企業もありましたが、紹介された千葉県U市の事例は、悪臭があまりにも酷く周辺住民の反対にあって撤退したケースもあります。
この辺の事情は、ご質問に似たケースです。
ご質問のケースは、廃棄物学会の賛同企業とのことですが、この際、事業主や場所(茨城県かな??)等を公表し、抽象的な内容から脱皮し、もっと見える形でのご質問をお勧めします。
回答に対するお礼・補足
Dr.ゴミスキーさん 回答ありがとうございます。
仕事がらバイオマス事業には関心がありますので、お教えいただいた資料を確認させていただきます。
ちなみに、好気性菌による処理システムです。
なお、事業者名等を公表することについては、循さんのご意見もありますので、良い方法を検討します。
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