一般財団法人環境イノベーション情報機構
富栄養化対策
登録日: 2004年11月19日 最終回答日:2004年11月19日 水・土壌環境 水質汚濁
No.8520 2004-11-19 10:41:49 raton
アシやヨシは富栄養化対策として使われていますが、
土壌のリンが雨によって流れたり、枯れたりしたら
リンが湖沼にもどることはないのでしょうか?
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No.8525 【A-1】
Re:富栄養化対策
2004-11-19 13:00:30 光頭無稽? (
>リンが湖沼にもどる?
水中に溶けているリン酸塩は、炭酸カルシウムに吸着、若しくはヒドロキシルアパタイトとなって共沈しています。また、鉄やアルミなどとも共沈します。
沈降しているエリアつまり河床や湖底が、嫌気性状態になるとCO2の上昇や低pHによって、溶け出します。
(溶存酸素が3以上であれば溶出量は遅い)
(鉄と結合したリンは、アルミやカルシウムのそれより溶出しやすい。)
以上 出典:岩佐 京都大学
お問い合わせの再溶解現象は、枯れて流れ着いた水底などで、前述などの条件下で生じます。
その回避には、
@ 嫌気性にならないようにする。
A 水の流れを作る。
B 生物相を多様にする。(食物連鎖)
C ヨシなどは生長したら刈り取り、利用する。
などなど かな
しかし、食物連鎖を促進しすぎて、魚類(バス ギル)を離さないようにしたいね。
回答に対するお礼・補足
回答ありがとうございます。
遅くなってごめんなさい。
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