一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境Q&A

pH、BODなどについて 

登録日: 2004年10月02日 最終回答日:2004年10月04日 水・土壌環境 水質汚濁

No.7773 2004-10-02 09:41:09 攻鷲

pH、BOD、COD、DOを、その指標で評価することのメリット、デメリットはありますか?
学校で課題として出されましたが、文献を見ていてもそこに当たる部分が見あたりません。
どなたか知ってらっしゃれば、教えていただけるとありがたいです。

総件数 2 件  page 1/1   

No.7774 【A-1】

Re:pH、BODなどについて

2004-10-02 22:31:29 東京都 / 少し環境

>pH、BOD、COD、DOを、その指標で評価することのメリット、デメリットはありますか?

 まずそれぞれの意味を調べてください。教科書にも一部は書いてあると思います。それが環境中の何を示すものか、それで分かること、分からないことを考えれば、答えがでてくると思います。
 併せて、何のために課題として出されたのかも考えてください。

回答に対するお礼・補足

少し環境さん、ありがとうございます。
もうちょっと調べてみようと思います。もしかしたら、何か答えが見つかるかもしれませんよね。

No.7790 【A-2】

Re:pH、BODなどについて

2004-10-04 13:44:58 isisan

>pH、BOD、COD、DOを、その指標で評価することのメリット、デメリットはありますか?
>学校で課題として出されましたが、文献を見ていてもそこに当たる部分が見あたりません。
>どなたか知ってらっしゃれば、教えていただけるとありがたいです。

簡単な目安としては
pH 酸性かアルカリ性かを調査する。
メリット:測定が簡単。どんな汚染物質が含まれて
いるかの手がかりになる。
デメリット:pHだけじゃ結局なんとも言えない。
溶存している二酸化炭素の影響で時間帯や天気によって
数値が変化する。
BOD 生物化学的酸素要求量 含まれている有機物を
微生物で分解するときにどれだけの酸素が必要かを
示した値。
メリット:現実的に一番近い指標と言える。
デメリット:測定に時間がかかる。(5日〜7日)
毒物を含む水には使えない。(微生物が死ぬから)
藻類が発生していると正確に測定できない。(光合成
のため酸素が増えるから)海や湖沼ではBODでの
測定ができないとされています。
微生物で分解されない汚染物質は測定できない。
COD 化学的酸素要求量 含まれている汚染物質を
酸化分解するときに必要な酸素の量。
メリット:BODに比べ短時間で測定できる。
藻類などがいても影響なし。
デメリット:有機物以外も数値に含まれる。
DO:溶存酸素量 水に溶けている酸素の量ですね。
汚染物質が多いと分解する微生物が増えるので消費
される酸素も増えます。よって一般的に下がります。
ただ,河川なんかだとDO低い→汚染物質が分解
された後 とも言えるので汚染箇所のピークよりは
やや浄化の進んだ下流のほうがDO小さいことが
ありますね。また流れが激しいと酸素が水中に溶け
込む量も増えるのでこれまた一概には言えません。
河川ではあまり考えなくても良いですが湖沼など
では光合成の影響もありますしね。
一般的にDO小→汚染が進んでいる と見ても概ね
あっていますけどね。
DOが小さくなると好気性細菌が活動をとめ嫌気性
細菌が活発になるのでメタンガスなどが発生します。

ざっくりいえばこんなところでしょうか。
環境について興味持ってくださいね。

回答に対するお礼・補足

isisanさん、回答ありがとうございます。

!!・・やはり、探せばメリット、デメリットもあるものなのですね。
この質問を書いてからも、いろいろなホームページで述べられていることを参考に考察していきました。なるほど!こういうところが、よいところ、いけないところなのかと思うところも見つかりました。しかし、全ての項目のメリット、デメリットまでは導き出せませんでした。ですから、たくさん教えてくださって勉強になりますし、とても参考になりました!本当にありがとうございます。

環境のことはちょっとかじっただけですけど、いろいろなことに興味を持っていこうと思います。

総件数 2 件  page 1/1