グリーンプラについて

No.7093 2004-07-29 21:52:27 サイクル

グリーンプラが分解されると環境に無害だと言いますが、全く影響は無いのですか？プラスチックを固めたり加工する時には添加剤を入れると聞いたんですがそういったものも分解されるんですか？
もしわかればＰＬＡの組成についても教えていただきたいです。
カーギルダウ社のＨＰを見たのですが読めなかったもので…
よろしくお願いします。

No.7103 【A-1】

Re:グリーンプラについて

2004-07-30 11:52:26 民間担当 （

私は化学専攻でありませんので詳しいことは解りませんが、生成段階や加工段階で様々な添加剤を加えることは確かだと思います。ただ、グリーンプラと一口に言っても、その組成はポリエステル系，多糖類誘導体系，ポリアミド系というように多岐に亘っていますし、用途ごとの添加剤の違いもあるでしょうから全てが「環境に無害」かどうかは、個別に確認する必要があるでしょうね。それでも、「グリーン・プラスチック」と銘打っているのですから、原則としては添加物を含めて「環境に無害」でなければ意味をなさないはずなので、私はこれらの添加剤も分解されるものと信じています。

特許庁のＨＰの「資料室」

http://www.jpo.go.jp/shiryou/

の中の「その他参考情報」→「技術分野別特許マップについて」→「化学」→「機能性プラスチック（化学１８）」→「(1)生分解性プラスチック」にかなり詳しい資料が掲載されています。

No.7105 【A-2】

Re:グリーンプラについて

2004-07-30 12:48:35 こん（

　無害か有害かでよく議論になりますが、「環境に無害」と言うこと自体相対的なもので、「絶対」と言うことはあり得ません。「グリーン」と言う言葉はさらにあいまいのように思います。
　本来は、従来の物と比べこういう点で改善がある、と限定しなければあまり意味がないと思います。やっているのが企業ですから限界はありますが、本来なら何がグリーンなのか説明する責任があると思います。
　私の感じでは、「グリーンプラ」であれば添加剤も含めて分解性とは思いますが、その過程を含めて「環境に無害」と言うことは難しいと思います。