一般財団法人環境イノベーション情報機構
汚泥再生処理センターの3形式について
登録日: 2004年07月12日 最終回答日:2004年07月19日 ごみ・リサイクル ごみ処理
No.6799 2004-07-12 21:55:07 ぺまる
汚泥再生処理センターには、
メビウス、
REM、
リネッサ
の3つの形式があるようなのですが、
違いがよくわかりません。
どなたか教えていただければ幸いです。
また、不適物の選別はどのような原理なのでしょうか。
形式選定においてはどんなファクターを重視するのでしょうか。
(そういえば焼却の場合もどおなんでしょうか)
まだまだ質問したいことがあるのですが、
まずは以上についてどなたかお教えください。
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No.6916 【A-1】
Re:汚泥再生処理センターの3形式について
2004-07-19 11:27:24 やえきち (
>メビウス、
クボタ・荏原製作所等の数社が共同開発した形式ですが、生ごみ処理とし尿処理施設を併てます。
メタン発酵装置で発生した、メタンガスで発電するみたいです。
新潟県上越市で稼動してますが、生ごみの発酵不適物はメタン発酵装置で分別されて排出されます。
ただし、上越市の施設にしろ、し尿処理施設で膜分離方式を採用している以上、液中膜の交換費用が 2〜3年毎に1,000〜3,000万円以上(膜の設置数による)かかります。また、メタン発酵による発電量も、設置〜維持管理に掛かる費用から見ても僅かです。
おかしな事にメタン発電機のバックアップで、ディーゼルor灯油の発電機が付いてきます。
また、これはメビウスに限ったことではありませんが、施設で使用するエネルギーに比べたら、再生されるエネルギーはほんの僅かです。
旧厚生省はなにを考えて(建前を整えるため?)汚泥再生処理センターを、提言したのか・・・。
既存のし尿処理施設は、すでに排出汚泥を肥料として地域還元しているところが多く汚泥再生処理センターの役割は果たしている自治体施設が多数あります。
回答に対するお礼・補足
実情を教えていただきありがとうございます。
リサイクルにしても規制で縛れば後は自助努力でなんとかするだろうという期待で見切り発車しているような気がします。
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