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環境Q&A

パチンコ、パチスロの産廃方法何かありますか 

登録日: 2004年05月13日 最終回答日:2004年05月13日 ごみ・リサイクル リサイクル

No.5843 2004-05-13 12:59:31 murayan

パチンコ、パチスロって指定省資源化製品に指定されてここ最近山に投棄されたりして問題視されているんですけど製造業者、運送業者、産廃処理業者のそれぞれの観点からどのような産廃方法がのぞましいのか教えて下さい。

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No.5847 【A-1】

Re:パチンコ、パチスロの産廃方法何かありますか

2004-05-13 17:50:10 安里屋ユンタ

日経5/12夕刊記事から ご参考に
北九州市若松区の北九州エコタウン。その一角にあるユーコーリプロ西日本工場には、各地のパチンコ店から、毎日三千台前後の廃台が運び込まれる。日本最大のパチンコ専門リサイクル工場だ。
 一年間に生産されるパチンコ台は四百万台以上。人気薄の機種は数カ月でお払い箱になるほど、入れ替えは激しく、時には、大量の不法投棄が問題にもなる。
 「業界自らリサイクルの仕組みを用意すべきだ」と、パチンコ店などを経営する九州のレジャー会社が一昨年、この工場を建設した。パチンコ台が整然とラインを流れ、作業員が液晶パネル、IC基板、モーター、配線などを手際よく外していく。さらに、くぎ抜き機、表面画の削り取り機などを通り、最後は破砕、選別機で、素材ごとに分別された小片になる。
 液晶、基板、モーターなど再利用可能な部品はパチンコメーカーに戻され、プラスチック、金属類などは、それぞれの専門処理会社で再生される。この結果、廃棄物を素材として再利用するマテリアルリサイクルと、部品をそのまま再使用するリユースの割合が、合わせて八五%にまで上がった。燃やして熱源に利用するサーマルリサイクルが主のパチンコ業界では、群を抜くリサイクル優等生だ。
 「再資源化は時代の要請。パチンコも例外でない」と内田洋常務。ただ、同工場に持ち込まれる廃台は、年間二百万台の処理能力に対し、今のところ七十万台程度にとどまる。最近は、高価な液晶パネルだけを抜き取った廃台が急増し、売却できるリユース部品が少なくなった。「業界全体でリサイクル意識を高める必要がある」とも言う。

回答に対するお礼・補足

ありがとうございます。業界では最終パチンコ店が廃棄台の所有権を有していることから製造業者等の回収方法に大いに検討事項があるようで・・・そのあたりを再検討しなければと思います。

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