一般財団法人環境イノベーション情報機構
キノンが酸性官能基に属する理由
登録日: 2015年09月29日 最終回答日:2015年09月30日 水・土壌環境 地下水/土壌汚染
No.40189 2015-09-29 16:21:32 ZWld29 環境太郎10
土壌有機物に含まれる酸性官能基としてカルボキシル基やフェノール基が挙げられると思いますが、キノンも酸性官能基に含まれるようです。
どのような反応式でキノンがH+を放出するのかご教授していただけないでしょうか?
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Re:キノンが酸性官能基に属する理由
2015-09-30 23:53:52 Nobby (ZWlcf60
HO-R-OH → O=R=O
(還元型) -2H+,2e- (酸化型)
O=R=O → HO-R-OH
(酸化型) 2H+,-2e- (還元型)
R:ベンゼン環等のアルキル基
酸化還元の平衡反応です。
OHからH+(プロトン)が外れた場合酸性を示します。
化学的には上の反応式になりますが、生物学的には微生物や酵素が関係します。
回答に対するお礼・補足
分かりやすいご回答ありがとうございました。
酸化還元反応に伴いH+が放出されるわけですね。
ありがとうございました。
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