一般財団法人環境イノベーション情報機構
太古地球から現在までのCo2の変化
登録日: 2003年10月23日 最終回答日:2003年10月29日 環境一般 市民活動
No.3753 2003-10-23 15:55:10 keidesu
太古地球上に存在したCo2の量と、現代に至るまでのCo2の量の変化数値を教えてください。
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No.3810 【A-1】
Re:太古地球から現在までのCo2の変化
2003-10-29 10:47:47 君山銀針 (
南極の氷にはその氷が凍結した時点での大気が閉じこめられており、古い氷の上にどんどん新しい氷が積み重なってできる仕組みになっているため、深い層まで掘っていけば、その間のCO2変動が解明できるのです。
たとえばIPCCの第3次評価報告気象庁訳http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/ipcc_tar/spm/spm.htm
にも http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/ipcc_tar/spm/fig2.htm
のようなグラフが載っていますので参照して下さい。
(ただしここのデータは西暦1000年くらいまで)
また http://georoom.hp.infoseek.co.jp/6earth/12co2.htm
には1990年のIPCC1次報告による20万年前までのCO2濃度のデータが載っていますので、こちらも確認してみて下さい。掘れていた氷床の深さからいって、このあたりが最近までの推測の限界ではないかと思います。
なお2003年にフランスとドイツが80万年くらい前の氷の層を掘ることができたようですので、今後より古い時代のデータが出てくると思います。
このテーマはインターネット上で 「古気候」などで検索すると、結構ヒットしますので、ご自分でも調べてみてください。
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