一般財団法人環境イノベーション情報機構
陰イオン界面活性剤の簡易分析法
登録日: 2010年04月14日 最終回答日:2010年04月27日 水・土壌環境 水質汚濁
No.34570 2010-04-14 15:39:53 ZWld360 チャーリー
ポナールキットより
よいものってありますか?
液クロ法でもUVでも簡易測定なら何でも
かまいません。
ちなみに、PVCに吸着させて行う方法もありましたが、
ポリマーでしたら、ペットボトル(PET)は使えませんか?
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No.34655 【A-1】
Re:陰イオン界面活性剤の簡易分析法
2010-04-27 09:02:13 新米環境担当者 (ZWlbc4f
>よいものってありますか?
>
>液クロ法でもUVでも簡易測定なら何でも
>かまいません。
>ちなみに、PVCに吸着させて行う方法もありましたが、
>ポリマーでしたら、ペットボトル(PET)は使えませんか?
試薬入れてかき混ぜるだけですから、ポナールも十分簡易だと思いますが、何をもっと「簡易」にしたいのでしょうか。夾雑物があってポナールでは定量できない、検水中の濃度が低すぎて定量できない、等ポナールのどこに不満なのか書いていただけるとアドバイスできると思います。
回答に対するお礼・補足
ありがとうございます。
排水や洗浄水には夾雑物が無いのですが、
もっと簡単に(小学生低学年でも)できる方法が欲しいのです。
安全上も、精度も欲しいのですが?
よろしいでしょうか?
No.34656 【A-2】
Re:陰イオン界面活性剤の簡易分析法
2010-04-27 10:34:26 新米環境担当者 (ZWlbc4f
検水はろ過だけで定量分析に供することができ、ポナールよりも1桁低い精度が得られます。有機溶剤は使用しません。ろ過した検水をマイクロピペッターでWellにいれ、室温(繰り返し精度が必要なら定温)で3時間ほど反応を待つだけです。
モノクローナル抗体分析ですので、正確にはLAS(直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム)の特異的定量キットですが、巷で使われている陰イオン界面活性剤の90%はLASといわれていますので、適用可能だと思います。
ただし、難点はELISAプレート用の分光光度計(マイクロプレートリーダ)が必要なことです。200万円くらいからありますけど、小学生が理科の授業で使う機器ではないですね。(それでも液クロに比べれば格段に安いですが。)これが「一応」の意味です。ご参考まで。
No.34660 【A-3】
Re:陰イオン界面活性剤の簡易分析法
2010-04-27 11:58:39 なんちゃって計量士 (ZWl9549
精度と簡便さ(費用など)は一般的には反比例します。
之は原則です。何故かを考えれば当たり前の話です。
手間が掛って、費用も掛り、いいかげんな結果(精度が悪い)しか出ない方法では使う人がいなくなります。
簡易分析法は正式分析と比較すれば、必ず何らかの欠陥があるのです。
同様で類似の分析に迅速分析法と言われるものもあります。
ですから、計測相手を陰イオン界面活性剤とすべきかを考えた方が良いと思います。
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