一般財団法人環境イノベーション情報機構
化学量論について
登録日: 2009年12月30日 最終回答日:2010年01月03日 水・土壌環境 その他(水・土壌環境)
No.33939 2009-12-30 19:58:34 ZWlcf5e もいち
大学で水田暗渠排水流入地点で起こりうると考えられる酸化還元反応について勉強しています。化学について勉強不足なところがありまして質問させて頂きます。
以下の酸化還元反応式(1)でFe^2+濃度6mg/lでNO3^-濃度15mg/lの時、反応後の未反応NO3^-量もしくはNO3^-減少量というのは計算から算出できるものなのでしょうか?
できたら計算方法も教えていただきたいです。よろしくお願いします。
3Fe^2+ + NO3^- + 4H^+ → NO + 2H2O + 3Fe^3+ (1)
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Re:化学量論について
2010-01-03 12:42:55 こん (ZWl144
ご質問の範囲ではどの程度ご存じかわかりませんので、どう回答すべきかわかりませんが、少しだけ:
1.原子量表から、式中の各反応成分の「物質量(分子量など)」を計算する。
Feの原子量:55.85 で 1ミリモルは55.85mg
2.質問中の濃度を、モル濃度に換算する。
Fe: 6/55.85=0.1074mmol
3.式の反応モル比(3:1)と、各成分のモル濃度を勘案して、過不足を算出する。
概略こんなものですが、実際は、式の反応が100%右へ行くとは限りません。計算は反応が完全だとしたときの理論値となります。
回答に対するお礼・補足
返信大変遅くなりまして申し訳ありません。
とても参考になりました。
ありがとうございます。
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