一般財団法人環境イノベーション情報機構
溶出量が基準を超過した土壌の暴露経路について
登録日: 2009年08月06日 最終回答日:2009年08月08日 水・土壌環境 地下水/土壌汚染
No.32981 2009-08-06 10:46:44 ZWl4058 特命A
教えて下さい。
最近、土壌汚染報告書を読みました。
そのサイトで鉛の溶出量が基準を数倍超過しており、人為的な汚染と判断されておりました。そして、その暴露経路について皮膚接触/摂取が暴露経路になると書かれておりました。
溶出量は地下水飲用によるリスクと思っていましたので、この場合、直接的に接触/摂取が暴露経路というのは該当しないのではないかと思います。しかしながら、よく考えてみると溶出量が基準を超えた土壌でも、それを食べると、それは良くない(健康被害はある)ように思われます。
上記の場合、どのように考えたらよろしいのでしょうか?
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No.32992 【A-1】
Re:溶出量が基準を超過した土壌の暴露経路について
2009-08-07 08:53:32 ハングリー (ZWl7c9
あなたは少なくとも、その報告書を見ることができる立場にあるということですから、それができるわけでしょうし。
(どうにも、この質問そのものが腑に落ちない内容と感じます。)
No.33009 【A-2】
Re:溶出量が基準を超過した土壌の暴露経路について
2009-08-07 23:36:53 万田力 (ZWl3b51
あなたは土壌を食べるのですか?
ハングリーさんと同様、この質問は腑に落ちません。
No.33016 【A-3】
Re:溶出量が基準を超過した土壌の暴露経路について
2009-08-08 13:38:56 たそがれ (ZWla61d
直接摂取というのは風に舞った土壌を肺に吸い込む物もありますが、例えば子供なんかが公園で遊んで指先についたものをわずかに飲み込んでしまうものを想定しています。その予測量と過去の知見から求めた各重金属の毒性から含有量の基準値が設定されています。
ちなみにこの含有量試験は胃酸の濃度を基にした1mol/L 塩酸で浸出された対象物質の量を含有量と規定しています。
尚、VOCは地表面に残リにくいこと、農薬類は分解されてしまうことから直接摂取のリスクからは外されています。
ご質問に対する私の考えですが
確かにこれ以外にもいろいろな考え方があろうかと思います。ですが最近(H15以降)の調査であるならば法の対象でなくとも溶出試験での基準超過だけをもって、皮膚接触/摂取が暴露経路、とするのはど真ん中の見解とは言えないような気がします。
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