一般財団法人環境イノベーション情報機構
森林のもつ水源涵養機能について
登録日: 2008年11月13日 最終回答日:2008年12月31日 自然環境 身近な自然の保全
No.30284 2008-11-13 11:41:42 ZWlbd2b あん
森林において、森林が持つ水源涵養機能が十分に発揮できるのは、30ha以上と言われていますが、なぜ30ha以上なのでしょうか??
いろいろ調べてみましたが、よい答えがみつかりません。どうか教えて下さい。よろしくおねがいします。
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No.30780 【A-1】
Re:森林のもつ水源涵養機能について
2008-12-31 14:09:28 筑波山麓 (ZWl7b25
誰も回答しないので、回答します。私なりに調査しましたが、やはり回答は見つかりませんでしたが、以下の推測を得ました。誤っていた場合はご容赦ください。
水源涵養機能には、洪水緩和、水資源貯留、水質浄化があります。これらの機能を十分に発揮するには、ある一定以上のまとまった面積が必要であろうと推測します。
http://www.rinya.maff.go.jp/seisaku/sesakusyoukai/tamennteki/suigennkannyou05.html
http://www.pref.fukushima.jp/syuto/tyougaku/sin6.pdf#search='水源涵養機能'
http://www.pref.fukushima.jp/syuto/tyougaku/sin8.pdf#search='水源涵養機能'
コレラの機能を十全に発揮させるには、放置でなく、「人工林の定期的な間伐」、「自然状態に近い森林の再生」が必要です。
http://www.city.sanyo-onoda.lg.jp/suidou/index/documents/kanyourin-ijikanri.pdf
http://www.shinrin-ringyou.com/forest_japan/shinrin_kinou.php
私なりに調査した結果、「1882年(明治15)明治政府は太政官(だじょうかん)布達で国土保全の目的のため禁伐林制度を設け、1897年の森林法によって保安林制度を確立」され、
http://100.yahoo.co.jp/detail/%E4%BF%9D%E5%AE%89%E6%9E%97/
農地を守る防風林は、「1896年(明治29)の植民地選定区画により、幅100間(約182m)、間隔1800間(33ha)として設定されたことに始まる。(北海道デジタル図鑑)」とのことです。
http://www.hokkaido-jin.jp/zukan/picturebook/itemview.php?iid=1000100058
したがって、「30ha」という数値には、明治期の開拓計画に元はあるように感じました。
http://www.fuuchi.fr.a.u-tokyo.ac.jp/lfl/report/2007nakashibetsu/report.html
将来、回答が出ましたら、また、ご連絡します。
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