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環境Q&A

JAMPと化学物質国際対応ネットワーク 

登録日: 2008年11月05日 最終回答日:2008年11月06日 環境行政 法令/条例/条約

No.30176 2008-11-05 15:11:50 ZWl83d 特命

REACHもそろそろ盛り上がってきたので、関連団体に参加して情報を早く入試他方が良いかなと検討しています。
REACHのみならAISの提案もしてることだしJAMPかなぁと思ますが、
その他類似の規制も含めてなら化学物質国際対応ネットワークもと考えています。
化学物質国際対応ネットワークは環境省・経済産業省・厚生労働省がバックについているにもかかわらず加入者が偏っている気がするのは、業界団体が加入してないせいでバラバラなのかなぁと思い、どうしようか悩んでいます。
富士通が幹事のせいでNECは及び腰、パナソニックも電工だけ、日立も本体は無視って感じなんでしょうか?
目的がHPを読んでもイマイチピンと来ません。

ごちゃごちゃ言わないでとにかく加入してみろというのもごもっともですが、内情や動向などご存知の方などアドバイス頂ければ幸いです。

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No.30183 【A-1】

Re:JAMPと化学物質国際対応ネットワーク

2008-11-05 18:19:51 cerha (ZWla613

お世話になります。私はJAMPも化学物質国際対応ネットワークもどちらにも参加していないのでそんな立場の意見で参考にならないかもしれませんが・・・。(ただしどちらもとくにJAMP主催の一般向けセミナーや説明会等にはけっこう参加してます。)
「特命」さんが、どのような業種でまたサプライチェーン上でどのような立場か不明ですが、また何を目的として参加団体を探しておられるかも不明ですが、いずれにせよ自社がREACHに対してどのような対応が必要となる立場に属するのかによって、望ましい参加団体も絞られてくるかもしれません。(名前を挙げられてる社名から想像すると業種は電気電子機器業界でしょうか?)
JAMPであれば、(REACHへの法規対応上で必要となってくる)製品中に含有するSVHC情報の管理や伝達に関してがメインで、参加業種も電機系の川下・川中から化学業界まで幅広く参加してますので、そのあたりに関してけっこう有益だと思いますが、AISなどのツールは一般公開されており入会しなくとも利用可能ですし説明会やシンポジウムなど一般向けのものも多く開催されますので、まずはそのあたりへ参加したりして情報得たりしながら検討されてはどうでしょうか?(ただしいち早くより深い情報を得るにはやはり入会するのが良いと思いますが。)
化学物質国際対応ネットワークのほうは、そもそもJAMPとは趣旨というか目的が違うと思いますし、国際的な化学物質管理や規制等の法規についての理解を深め情報交換を図るための取り組みかなと私自身は判断してますので、あまり参加団体のかたよりや入れ込み具合でどの方向に向かうのかとか排除されるのかとかそういったことはあまり問題とならないような気がしますが。(JAMPのような具体的なツール類を生み出すような活動ではないので。)
まずはREACH対応に関して、自社の立場として、どういった対応が必要でどういった情報を必要とするのかあたりから考えて検討されるのがよいかと。また団体に直接参加せずとも公開セミナーやシンポジウム、一般向け説明会への参加や、さらには自社のお客さんや取引先経由での情報収集などでもけっこう役立つ情報が得られるかと思います。
以上、参考までによろしくお願いします。

回答に対するお礼・補足

PCがクラッシュしてアカウントが分からなくなったり、仕事が変わったりでご返事できなく申し訳ありませんでした。
結局、実務部隊はAISを推していましたが、無理やりIMDSでやろうとして上手くいって無いみたいです。
全部に対応できるようにとすると、ごく一部で自動車向けの製品があってその影響らしいです。
どうもアドバイスありがとうございました。

No.30203 【A-2】

Re:JAMPと化学物質国際対応ネットワーク

2008-11-06 18:01:48 ronpapa (ZWlba5

似たような立場からの現場情報としてですが。

私も昨年来REACH規則の正しい理解と変遷への対応、サプライチェーンの中間に位置する製造業としてのスタンスの定め方や、客先からの問い合わせ対応と社内の共通理解、環境リスクの回避策や社内組織対応の交通整理(仕組み作りの見直し)等に腐心してきました。
その間にも、REACHに限らない種々の化学物質関連の問い合わせ等が頻発して忙殺された経験があります。
そのたびに、もっと情報ネットワーク整備(情報インフラ)とその為の一定の仕組みとフォーマットがあればいいのにと思ってきました。

JAMPについては、そこに参画している大手塗料メーカー(仕入れ先)からの情報を得ることが有用でした。
AISについてはまだ研究中です。数百社ある客先と商流での認知度はまだまだ低い状況にあります。
むしろ上流からのMSDSplusも含めて下流ユーザーに伝える仕組みの再整備を進めている現状です。

昨年末の経済産業省と産業環境管理協会のセミナーを受講した経緯から、日用品/消耗品分野の業界の一人としてREACH概要説明パンフ作りにも協力しましたが、あの時点ではまだまだ混沌とした状態の中でした。用語の解説すら矛盾を含んでいる印象でしたね。(こちらは化学物質国際対応ネットワークの絡みになりますか…)

別の外資系塗料メーカーからはEU支店ブランチを通じての現地情報と、海外の同業他社における準備・対応状況についての情報を得ることで理解を深める手段も用いました。
(生の情報も得られて、日本で騒いでいる程でもないんだなぁ〜と意外に感じる面もあったのですが、国内の下流からは深刻に訊ねてこられましたので、こちらもその時点で理解している範囲での対応をお約束しました。)

「特命」様も随分と調べておられるようですから、いずれに加入されるかについての助言が出来る立場にはありませんが、先のA-1.に限らず、私も「cerha」様からのコメント情報には多く助けられてます。

-------------------------------------------(同日追記)
失礼しました。
「ZWl83d 特命」様は「ZWl83d 門前の小僧」様だったのですね。
冷や汗ものの素人書き込みで失礼しました。

回答に対するお礼・補足

コメントありがとうございます。
結局日和見でどこにも参加せず言われたことに対応する風潮なので、放置モードになったようです。
関係が切れてしまったので、もうなんともアクションできません。

体を張って情報を取ってきて業務に生かすという姿勢は、スーパーマン的な活躍の実績が無いと評価されないようです。

No.30211 【A-3】

Re:JAMPと化学物質国際対応ネットワーク

2008-11-06 23:44:31 matsu (ZWl743

>REACHもそろそろ盛り上がってきたので、関連団体に参加して情報を早く入試他方が良いかなと検討しています。
>REACHのみならAISの提案もしてることだしJAMPかなぁと思ますが、
>その他類似の規制も含めてなら化学物質国際対応ネットワークもと考えています。
JAMPは経済産業省系
ECHAの域内保護目的の謀略や北品川の勘違いによる暴走に対抗して、国内の中小企業でも扱えるツールを作ることに限定して動いているので、これにJGPSSIを組み合わせればそれなりに調達品管理を無理なくできる。
JAMPツールを使うだけでも十分だが、会員になっていると、門真の子会社系担当者の跳ね上がり要求に対して一定の(親会社環境本部が幹事会社なので)押さえが利くことがある。

ネットワークは環境省系
環境ホルモンブラックリストを作ってしまった反省が不十分な人たちもまだ残っているみたいで、NGOの作ったSVHC候補リストを告知したりと言った、EUのお先棒を担ぐようなこともする。
手続き代行業者主催のひどくバイアスがかかったセミナーよりは数段ましだが。
情報の質はそれなりに高いので、メール配信を申し込んでおいて、日化協と並べて確認しながら情報源として使うのに向いており、素人向けのツールや指針は期待しないほうがいい。

回答に対するお礼・補足

メールマガジンは申し込んで読んでいましたが、やはりそれだけでは良く分からないことが多く悩んでいました。
RoHSと同じようにこなれてくるのを待つのがお利口さんのやり方なのかもしれません。
落とし穴にはまってしまうことの無いよう願いつつ....。

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