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環境Q&A

海と川の境目 

登録日: 2007年07月16日 最終回答日:2007年07月17日 水・土壌環境 その他(水・土壌環境)

No.23708 2007-07-16 09:45:33 ころん

今,ぼくたちは学校の課題研究で「海と川の境目を探そう」というテーマで活動しています。
塩分濃度の違いで区別をつけようと思ったのですが,それだけで区別することは難しいらしく,方法が見つからずに行き詰まっています。
そこで,

海と川の違いを知るために何を調べれば良いか

高校生にできるような調べるための実験はどのようなものがあるか

について情報・アドバイスをよろしくお願いします。

総件数 4 件  page 1/1   

No.23709 【A-1】

Re:海と川の境目

2007-07-16 22:13:31 このか

これは答えがあるようでない、けど漠然とした正解がある問題ですね。

そもそも「海」とは? 「川」とは!?
これが定義づけられれば解法は自ずとでてくると思います。

ちなみに、法律(に準ずるもの)にも「海域」とか「河川」を区別しているものがありますが、法律によって定義が違ったりします。

立場が違えば定義も変わってくるものです。

No.23712 【A-2】

Re:海と川の境目

2007-07-17 09:00:44 環蛙”ii

ヒントは、汽水域

ネットで検索してみて下さい。

No.23719 【A-4】

Re:海と川の境目

2007-07-17 13:45:25 レス

 法律でははっきりと決めていますよ。ルールですから。

河川法
(昭和三十九年七月十日法律第百六十七号)
最終改正:平成一七年七月二九日法律第八九号

第四条  この法律において「一級河川」とは、国土保全上又は国民経済上特に重要な水系で政令で指定したものに係る河川(公共の水流及び水面をいう。以下同じ。)で国土交通大臣が指定したものをいう。

第五条  この法律において「二級河川」とは、前条第一項の政令で指定された水系以外の水系で公共の利害に重要な関係があるものに係る河川で都道府県知事が指定したものをいう。


海岸法
(昭和三十一年五月十二日法律第百一号)
最終改正:平成一九年三月三一日法律第二三号

No.23720 【A-5】

Re:海と川の境目

2007-07-17 13:45:31 レス

ころんさんへ

 ちょっと質問の意味がわからないのですが。それと実験といっている意味が余計わからなくしています。貴方は川と海にドアとか仕切りのようなものがあって区分されていると思っておられるかもしれませんが自然にはその様なものはありません。人間の行為によって河口堰とか水門のような特別な構造物を作って有る場合ははっきりとする場合もありますが、実際に作られている場所は川と海の堺ではなく川の途中です。

 殆ど答えになってしまうかもしれませんが川の水と海の水は突然変わるのではなく徐々に混じりあいます。このような状態を連続に変化すると申しますが、連続の場合には協会は出来ません。人間が定義して決める認識上の行為になります。
 観察対象(川)により大きく変わります。また観察する時期によっても大きく変動します。川側からすれば流量の多い場合と少ない場合で変動します。海側から考えれば潮位により変動しますし満ち潮の時と引き潮のときで観察できるようすは変わります。

 川は場合によって変わることは説明しましたが、幾つかの例をご紹介します。
 流量が多くて遠浅の海岸の場合には、川は海まで続いている場合が多いです。海の中に川って不思議に思われるかもしれませんが、廻りの海岸と異なり川の底である場所は様相が異なり海洋地形図ではっきりと判る場合も多いです。
 川の水が色づいている場合などははっきりといろがわかる場合なども多いです。
 
 淡水と海水が混合し、潮の満ち引きや波浪の影響を受けるなど特殊な環境を有する汽水域の河川環境については、その複雑さゆえ基本的な調査手法なども最近までは決まった方法があったわけではありませんが、二年ほど前にとりあえずの手引書が作られましたので、高校生には少し難しいかもしれませんが参考にしてください。
http://www.mlit.go.jp/river/kankyou/kisuiiki/right.html

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