一般財団法人環境イノベーション情報機構
橋梁・鋼構造物の塗装に含有されているPCB・鉛
登録日: 2007年06月26日 最終回答日:2007年06月28日 健康・化学物質 ダイオキシン
No.23296 2007-06-26 07:58:28 SS
昭和40年代に建設された橋梁・鋼構造物の塗装にPCB・鉛が含有されているとの情報です。建設時から40年近く経過している橋梁・鋼構造物は一度、塗装を全部剥がして、躯体側の調整(修理)などをして、再度、塗りなおす必要があります。PCB、鉛が含有されている橋梁は全国で総延長約5000キロに及ぶと言われていますが、含有されている塗装膜を剥がす時は、電動工具、サンドブラストなどで粉じんを大量に発生させて工事を行っている場合が多いと聞きます。
国土交通省、地方自治体など発注側でもしっかりした工事方法が確立されていないと聞きます。
質問として
@PCB、鉛等の含有量によって違うと思いますが、粉じんによる作業者及び地域住民に対する健康被害。大気汚染防止法?等、、、法律等に抵触する可能性があるのでは?
APCBの場合、電動工具等で剥がす場合、熱が発生しますが
ダイオキシンが発生する可能性はあるのでしょうか?
宜しくお願い致します。
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Re:橋梁・鋼構造物の塗装に含有されているPCB・鉛
2007-06-28 22:04:15 Dr.ゴミスキー (
2 これは、ダイオキシン類の発生過程を理解しないといけないです。
一般的にダイオキシン類は、@塩素類とA温度(300〜600度前後)とB大量の酸素及びC触媒効果物質が必要と説明されています。
「電動工具等で剥がす場合、熱が発生」することは事実ですが、先に挙げた@とCはあるのでしょうか。
なお、グラインダーの歯に触媒効果物質がある可能性は否定出来ませんが・・。
回答に対するお礼・補足
有難う御座いました。
@の周辺環境への対策は理解致しました。
Aの@とCに関しては調べてみます。
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