環境Q&A

複数の廃棄物発生場所が有る場合の、多量排出事業者としての届け先行政と届け出廃棄物数量の判断について、アドバイスをお願いします。

（廃棄物の発生場所と数量）
　　　弊社　本社工場　　　　 　　（所在地　A県ａ市）　廃棄物量：700ｔ
　　　弊社　本社工場　別館倉庫　 （所在地　A県ｂ市）　廃棄物量：200ｔ
　　　借用倉庫（弊社本社工場管轄）（所在地　B県）　　　廃棄物量：300ｔ
　　　関連会社から発生分（弊社本社工場管轄）＊
　　　　　　　　　　　　　　　　 （所在地　C県）　　　廃棄物量：400ｔ
　　　尚、関連会社自身分　　　　 （所在地　C県）　　　廃棄物量：800ｔ

　　　＊弊社本社工場の所有物を関連会社に加工委託したが、品質不良のため、弊社本社工場−廃棄物委託業者と契約の上、関連会社の場所から廃棄物として排出・処分した分。

これ状況で、私の考えは発生場所のある県単位で、発生量が1000ｔ以上の時　所在地県に届出
　　　判断：関連会社の廃棄物として、C県への届出　廃棄物量：1200ｔ

弊社　前担当者の考えは自工場管轄分の合計発生量が1000ｔ以上の時　自工場所在地県に届出
　　　弊社　本社工場の廃棄物として、A県への届出　廃棄物量：1600ｔ

実は、転勤により本社工場で廃棄物の管理を担当する事になったので、いろいろ勉強は始めました。その中で「多量排出事業者による産業廃棄物処理計画の策定マニュアル」を見ていて、前担当者の考えが間違っている様に思えます。
　そこで、弊社本社工場管轄の範囲が複数県にまたがっている実状をふまえ、理解しやすい様に仮定の数値（上の廃棄物の発生場所と数量）を事例にしました。