河川インベントリー
登録日: 2007年01月25日 最終回答日:2007年01月26日 地球環境 国際環境協力
No.20658 2007-01-25 12:08:25 ドリアン
私は、マレーシアで河川関係のボランティアをしている者です。
私の配属先で「RiverInventory and Monitoring Program」という事業を今年から行うことになったのですが、この「河川インベントリー」というものが日本で言うどのような事業・計画に該当するのかがよくわかりません。
河川目録と訳し、流域内の資源をリストアップする、あるいはそのデータを調査・蓄積すると言うような意味でしょうか?
河川環境のみで考えると河川水辺の国勢調査に該当するように感じますが、「インベントリー」の語義が河川分野のどのようなものに該当するのかが判断できず、困っています。
どなたか、詳しい方がいらっしゃいましたら、教えて頂けると幸いです。
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No.20660 【A-1】
Re:河川インベントリー
2007-01-25 08:41:51 レス (
>
ご自分で辞書を引き、相手先の担当者の方と話し合いの上聞かれていますか?
『インベントリー』はインベントリーです。他に訳語がないから使っている場合と、ただの語感で使っている場合がありますが、全くの同義語が日本語にあるならそれを使います。
翻訳したら異なる概念になります。その当然さが理解できませんか?
感覚的に捉えた感じでも良いのですが、各国、各担当者、イベントによって収集内容は当然変わります。
相手先の担当者と良く話し合いましょう。
ただし、その知識はそれ限りです。常に一般化出来る内容でないので注意してください。
回答に対するお礼・補足
回答ありがとうございました
もう少し、担当者との話し合いを深めてみたいと思います。
No.20676 【A-2】
Re:河川インベントリー
2007-01-25 20:42:54 todoroki (
「河川インベントリー」には詳しくなくて申し訳ないですが、
こちらはご覧になりましたか?
→http://www.eic.or.jp/ecoterm/?gmenu=1
ここで左上の検索欄に「インベントリ」と入れると、
「インベントリー」として、生物学的用語の解釈と、
環境関連、主にLCA(ライフサイクルアセスメント)に関する用語の、
解釈の2つが出てきます。
お探しなのは、このどちらかではないのでしょうか?
レスさんの回答も一理ありますが、相手先と話しをするにしても、
ドリアンさんが「マレーシアで河川関係のボランティア」に携わっているということを考慮すれば、
ある程度の理論武装は必要ではないかと思い、
筆をとりました。
ちなみに、日本語(カタカナ)で書くと、
「インベントリ」と「インベントリー」の、2つの表記があります。
検索サイトで多くヒットするのは、当然前者の方です。
回答に対するお礼・補足
todoroki様 回答ありがとうございます。
ご指摘のサイトは、すでに確認しておりました。
ご察しの通り、当方ボランティアとして政府機関に入っておりまして、配属先からは、河川整備全般と河川環境の指導を期待されています。
多くは、日本の事例から紹介して、配属先スタッフと相談し、こちらの河川にあった計画を検討しているので、今回も同様に日本での事例を探していたのですが、日本では河川インベントリまたは河川目録と言う用語をあまり耳にしないもので、他の言い方で同じような事業や計画をやっているのではないかと考えた次第です。
ご紹介下さったサイトの内容から、生物学的用語と同様の解釈であろうと思います。生物環境インベントリに加えて河川特有の洪水や水位、流量、水質また、利用者や船舶交通などのデータも含めて、検討してみようと思っています。
No.20691 【A-3】
Re:河川インベントリー
2007-01-26 14:17:20 レス (
>
どうやら、全く真意が理解されているようなので、再びコメントいたします。
方法論とか、内容をとやかく申し上げたいのではないのです。調査するには、目的があります。その目的のための要素として何が適切かを考えていただきたいので、『相手先の担当者の方と話し合いの上』と申し上げたのです。
原義が目録とあるように、いろいろな項目を羅列して(つまり構成要素を分解して調べ上げる)調査するのです。『感覚的に捉えた感じでも良い』と申し上げたのは、ここの具体的項目よりも、目的に対して何が要素となりうるかを考えていただきたいのです。
環境関係でしたら生物環境インベントリのような調査になるでしょうが、河川管理から考えればダム、揚水機場、水路について老朽化状況等の施設管理情報を含むインベントリが必要ですし、ましてや利水目的となれば、灌漑のための水資源情報を含むインベントリーが必要になります。
ですから、現在の貴方のお話からは具体的な情報がないことが明確であり、その貴方に固定的な視点を植え付けるような内容の回答は、邪魔になりこそすれ、益になることはないと考えました。
いえよろしいのですよ、貴方がプロなら、こうと決めて掛かられても、しかしボランティアと自覚があるならば、予備知識は常識だけのほうが柔軟性があってよろしいと思いますが。
どうしてもとおっしゃるならば、JICAがフィリッピンで洪水対策や灌漑のためのインベントリーを行った報文があるはずですから、お尋ねになればよろしい喧しいと。
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