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環境Q&A

クロムについて 

登録日: 2006年11月12日 最終回答日:2006年11月13日 水・土壌環境 その他(水・土壌環境)

No.19298 2006-11-12 08:15:55 小太郎

こんにちは。私は水質の検査をさせていただいております。総クロムの検査法のうち、ジフェニルカルボノヒドラジド発色法についてお伺いしたいことがあって書き込みいたしました。標準原液から調整した試料を複数使用して発色をさせたのですが、どうしても半分以下の値しか得られず、また、値がばらついてしまいます。この方法の最初の手順に硫酸(1+9)を加え加熱濃縮する部分がありますが、その部分でどうやら失敗してしまっている様です。「白煙が軽く出るまで加熱濃縮」、と書いてあるので電気コンロを使用してその様に処理を行っています。

自身では、白煙を出す事で酸濃度が変化してしまったのかと、電気コンロで濃縮後、再び硫酸(1+9)を加えましたが改善されませんでした。また、加熱温度が良くないのかと、ホットプレートを使用し約200℃で加熱したところ、電気コンロでの処理に比べ回収率は明らかに上がりましたが、やはり値が低めでした。(3つの調整試料のうちたまたま乾固寸前になってしまった物が特に値が低かったです。)
これらの処理による不溶性の物質などは肉眼では確認できませんでした。

試料は標準液を蒸留水でメスアップしただけの物です。これに硫酸を加えて加熱を行いました。

高い温度で濃縮する事で何らかの損失が起こっているのでしょうか?どうか、お教え下さい。

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No.19321 【A-1】

Re:クロムについて

2006-11-13 20:44:35 火鼠

細かくかかれているのですが、主旨が、私にはわかりません。塩化クロミルって検索してみたらいかがでしょう?クロムは、塩化物になると、飛ぶ場合もあると思いますが?
また、クロムは、酸化力が強いので、カルバジドの発色はいいですが、総クロムをカルバジドで発色するためには、6価クロムにしますけど、6価になってるんでしょうか?

回答に対するお礼・補足

お返事ありがとうございます。
加熱濃縮の作業を行わない検量線試料は、感度もあり直線性もきちんとあるのに、全く同じ標準液で試料を作りこの処理をすると、何度やっても値が低くしかもやる度に測定値が違っていまして。
加熱濃縮をしたら何故こんな事になってしまうのか理由が全くわからなくて、酸の飛びすぎなどを疑い上記の様な作業を行いました。結局、酸の再添加では改善されない様でした・・。
何が起こっているのかは分かりませんが、硫酸白煙の出る所まで液量を減らすと、測定値が低くなってしまう様です。

塩化物になると飛ぶこともあるのですね。調べてみます。クロムが六価になっているか、についてですが、検量線に使用している標準液を使って作成した試料なので、六価だと思います。
内容が分かり難く、すみませんでした。

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