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環境Q&A

RoHS指令の許容濃度について 

登録日: 2006年08月10日 最終回答日:2006年08月10日 健康・化学物質 有害物質/PRTR

No.17882 2006-08-10 09:23:36 ケブル

RoHS指令の許容濃度についてなんですが、最終的な製品に対しての含有量なのでしょうか?
極端な話ですが、鉛は1,000ppm以内とありますが、製品にRoHs指令適用外の材質が大量にあれば、鉛の塊が使われていてもいいのでしょうか?
どの時点(状態)で適用されるのか、教えていただけないでしょうか。

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No.17886 【A-1】

Re:RoHS指令の許容濃度について

2006-08-10 12:41:00 isisan

>極端な話ですが、鉛は1,000ppm以内とありますが、製品にRoHs指令適用外の材質が大量にあれば、鉛の塊が使われていてもいいのでしょうか?

こんな方法で回避できたら簡単なんですけどね・・・^^;
実際は同一素材でないものはバラして考えます。
製品の場合は部品にまで分解することはもちろん,その部品にしても
機械的にバラバラにできるところは別に考えます。
例えば金属の表面のめっき・・・削ればバラせます。
電子部品のパッケージフィルム・・・これも剥がせます。
接着剤やのりなどももちろん個々の部品です。
これらの部品すべてにおいて許容濃度以下でなくてはいけません。
製品にRoHS未対応のビスが1本使われていただけでも
RoHSの基準は満たすことができません。

回答に対するお礼・補足

同一素材に対してですか。さすがに鉛の塊はだめだと思っていましたが、そこまで厳しいとは。
まさかメッキまで個別に考えるとは思いませんでした。
大変参考になりました。ありがとうございます。

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