一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境Q&A

ごみ分別に関して 

登録日: 2006年06月27日 最終回答日:2006年06月28日 ごみ・リサイクル ごみ処理

No.17151 2006-06-27 11:33:57 あっちゃん

ごみを分別することは、リサイクルをするのに良い方法だと思うのですが、なぜそれぞれの地域によって分類が違うのでしょうか?
分別の仕方として、最適解のようなものはないのでしょうか?

総件数 5 件  page 1/1   

No.17161 【A-1】

Re:ごみ分別に関して

2006-06-27 16:02:52 Geordi La Forge

それぞれの地域のルールに従うしかないと思います。

予想ですが、面倒なことは地方行政に任せるという、中央官庁の悪しき習慣なのか、お上にたてつく地方行政のせいなのか、その地域のゴミ処理能力や廃棄処分のルートによってルールが変わってくるのだと思います。

本当は環境庁が統一ルールを作ってくれればいいんですけどね。

回答に対するお礼・補足

回答ありがとうございます。
やはり、統一のルールがあった方が、私も納得できます。

No.17163 【A-2】

Re:ごみ分別に関して

2006-06-27 17:16:38 匿名

>ごみを分別することは、リサイクルをするのに良い方法だと思うのですが、なぜそれぞれの地域によって分類が違うのでしょうか?
>分別の仕方として、最適解のようなものはないのでしょうか?

 それは違います。例えば焼却一つとっても、量的な問題、焼却温度の問題、公害防止装置の問題、余熱利用の状況、総て異なります。必ずしも各自治体が一番最適な方法を採っているわけではないですが、歴史的な経緯もあります。
 空き缶だって中途半端にたばこの吸い殻など入れられるくらいなら、最初から分別していないのと同じ手間がかかりますし。

 逆に言えば、最適解を求めれば地区毎に違うことになると思います。いえ、家庭(個人)毎かな、生ゴミを一切出さない家庭もありますし、分別どころか収集日すら無視する家庭もありますから。
 分別すると言うことは、分別されたあとの形態により変わるのであって、後工程が異なるのに同じようにすれば無理、無駄、それこそ昔軍隊で行っていたといわれる、服に体をあわせろということになります。

 一つの良い例は、紙ゴミがそうです。多量に同一のゴミが集まる場所では、雑紙といわれた、かっては燃やしていた紙を再生するようになってきています。
 批判するわけではないですが(今でもやっているかも)割り箸の袋の紙を回収しようなんて運動がありました。精神論としてはわかりますが、具体的には再生するためにより多くの石油を使うことになり、環境には大変負荷の高い運動でした。

 割り箸を使わない運動又は安い割り箸を使うために日本の間伐材市場は大打撃を受けて(それだけではないけど)、環境には大変おもしろい結果になりました。思いつきも良いですけど少しは結果がどうなるかを考えていただきたいと思います。

回答に対するお礼・補足

回答、ありがとうございます!
少しまだ疑問が残っているので、ここで再度質問させていただきたいと思います。
後工程が異なるとありますが、それはなぜなのでしょうか。
また、今ここで知りたかったことは、究極の理想でしたので、そこまで現実的な問題までは考えていませんでした。確かに思いつきで書き込んでしまったのかもしれませんが、最後の一文はもう少し書き方を変えていただけたらとも思いました。

No.17171 【A-3】

Re:ごみ分別に関して

2006-06-27 21:10:50 Dr.ゴミスキー

 廃棄物の処理は、地方自治体の重要な仕事です。

 A−2に回答がありますので、説明を省きますが、本来は地方自治体の仕事に対する国の介入が始まっています。

 中央環境審議会廃棄物リサイクル部会の中に「廃棄物の区分等に関する専門委員会」という組織を立ち上げて、全国一律の区分化を進めるための方策を検討します。

回答に対するお礼・補足

回答ありがとうございます。
全国一律の区分化を進めるということは、やはり理想の分別というものがあるのでしょうか?
もし、それが実現できたら、どのようなメリットとデメリットがあると思われますか?

No.17174 【A-4】

Re:ごみ分別に関して

2006-06-27 22:22:36 匿名

 後工程の話です。

 例えばプラスチックゴミ
 きちんと材質で分類されていて、他のゴミと混じってさえいなければ充分原材料に使用したり使用法はいくらでもあります。
 で他の廃棄物と混じっている場合や塩素を含んでいる材質の場合、プラスチックを燃焼させると高温になります。高温に耐えられる焼却炉で、きちんとした公害防止装置が設置されている場合には燃やしても比較的平気です。そうでない場合には埋め立てしかありません。A2でも話した紙もそうです。つまり回収、再使用又は利用の道が付いているか、処理の道が付いているか、それが後工程です。
 一番良い例は、地震で下水道管が壊れると水洗便所が使えなくなります。水道なんてなくても水は川からも汲んでこられます。でも下流側が壊れていれば上流側がいくら整備されても駄目なんです。

 最後の一文ですけど事実同様のことを平気で繰り返されていますから。なかなか中庸って難しいのです。

 参考 http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/

回答に対するお礼・補足

ありがとうございます!

No.17181 【A-5】

Re:ごみ分別に関して

2006-06-28 12:20:42 東京都 / ちしゃ

過去の類似Q&Aです。

http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=5150
http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=490

回答に対するお礼・補足

参考になりました!
ありがとうございます。

総件数 5 件  page 1/1