一般財団法人環境イノベーション情報機構
アスコルビン酸の還元作用について
登録日: 2006年05月26日 最終回答日:2006年05月30日 水・土壌環境 水質汚濁
No.16680 2006-05-26 03:39:38 たけし
T-CNの際の,アスコルビン酸の必要添加量を求めたいのですが,アスコルビン酸の還元の反応機構が分かりません。どなたか教えて下さい。
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No.16727 【A-1】
Re:アスコルビン酸の還元作用について
2006-05-30 22:10:30 マッシー・ナナ (
これではお答えになりませんので、私なりに以下を加えさせていただきます。
現場においてサンプル採水時点でシアン含有排水に酸化物が含まれていれば、そのまま採取すれば、保存中にシアンが酸化分解してしまいますので、酸化物を還元してからアルカリ固定します。
この場合、塩化ヒドロキシルアンモニウムや亜ヒ酸ナトリウムは扱いにくいので、L(+)−アスコルビン酸を用いることがあります。残留塩素1mgに対してはL(+)−アスコルビン酸溶液(100g/L) 0.03mlを加えて還元します。
しかし、現場では酸化剤の混入量を計る手段がないことから、添加量はデンプン紙でチェックしているようです。
L(+)−アスコルビン酸の反応式は以下のURLを参考にされたらいかがでしょう。
http://www.edu-ctr.pref.nagano.jp/kjouhou/rika/chtml/pdf/oxred2.pdf
後、工場排水試験方法についてですが、こんなURLもあります。
http://www.jade.dti.ne.jp/~big/kuni/bbs/11-4501/pbserial11-5.htm
回答に対するお礼・補足
大変参考になりました。
ありがとうございました。
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