焼却施設における一酸化炭素の規制値?
登録日: 2006年04月11日 最終回答日:2006年04月30日 ごみ・リサイクル ごみ処理
No.16051 2006-04-11 07:40:15 ともひろ
平成9年より稼動している焼却施設なのですが、一酸化炭素の規制値(排ガス基準値?)はいくつですか?
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No.16062 【A-1】
Re:焼却施設における一酸化炭素の規制値?
2006-04-12 11:17:32 中郡之風 (
産業廃棄物の焼却に係わる燃焼管理基準
廃PCB、PCB類 <50ppm
有機塩素系化合物、引火性液状廃棄物、医療廃棄物、廃プラスティック <100ppm
木くず、紙くず、繊維くず 極力低減(数値指定なし)
ところで焼却施設を稼働されているのになぜご存じないのですか?
回答に対するお礼・補足
ありがとうございます。最近従事することになり、手探りの状態で・・。最初に示さばよかったのですが、一般ごみの焼却施設ですが、同様な基準なのでしょうか?焼却管理基準というのがよく分からないのですが、Hcl等は排出基準となっているようでした。違いがあるのでしょうか?
No.16067 【A-2】
Re:焼却施設における一酸化炭素の規制値?
2006-04-12 15:56:38 ぴかちゃん (
廃棄物の処理及び清掃に関する法律施工規則
第4条の5 一般廃棄物処理施設の維持管理の技術上の基準
第12条の6 産業廃棄物処理施設の維持管理の技術上の基準
以上の二つに係るものだと思うのですが。
これはいずれもダイオキシン類などの有害物質を極力発生させることのないよう、処理施設を適切に運営・維持・管理するための基準であると認識しています。
なお、この基準が適用される施設の規模・種類についても規定があるので全ての施設が適用されるわけではありません。
私の知る限りでは、一般廃棄物及びPCB・汚泥・廃油・廃プラ・廃酸廃アルカリ・水銀含有汚泥等以外の産業廃棄物を焼却する施設については、
「煙突から排出される排ガス中の一酸化炭素濃度は100万分の100(平たく言えば100ppmです)以下となるようにごみを焼却すること」
という基準であったと思います。
中郡之風さまの示された基準については、私としてもぜひその出典を知りたいと思いますので、もしよろしければ教えていただけるとありがたいです。
質問への回答なのに別の質問を混ぜてしまってすみません^^;
なお、質問者さまはこのお仕事について間もないということですが、まずは基本となる法律関係について目を通しておくことをオススメします。
環境省のHPに行けば無料で法律を検索できるメニューがありますよ。
あと、その地域を担当する役所の環境対策係の方に色々と質問してみるのもいいかもしれません。
No.16069 【A-3】
Re:焼却施設における一酸化炭素の規制値?
2006-04-12 16:21:06 中郡之風 (
「財団法人 日本環境衛生センター」が発刊している「廃棄物処理施設技術管理者認定講習」用テキストである、「産業廃棄物焼却施設」というタイトルの書籍から引用しました。法的根拠があるのかどうかまでは調査しておりません。
産業廃棄物と思いこんでしまったのは反省です。
No.16070 【A-4】
Re:焼却施設における一酸化炭素の規制値?
2006-04-12 16:33:13 ぴかちゃん (
財団法人日本環境衛生センターのHPを見てきましたが、質問者さまにも役立ちそうな資格が取れる機関のようです。
質問者さまも一度こちらを見てみると良いのではないでしょうか?
回答に対するお礼・補足
中郡之風さま,ぴかちゃんさま、ありがとうございます。今日、職場で「日本環境衛生センターの廃棄物処理施設技術管理者講習 管理課程、ごみ処理施設」2002年版があったので少し目を通したのですが、既設のごみ焼却施設に係る対策の内容(ガイドライン対応)という欄で全連続炉はCo濃度50ppm以下(酸素12パーセント換算値の4時間平均値)とあるのですが、これは別の基準とかになるのでしょうか?ネットでも検索したのですが、皆様の指摘の通りの100ppm以下としか見つけられませんでした。運転管理をする上ではどちらが基準になるのかさっぱり分かりません。
No.16076 【A-5】
Re:焼却施設における一酸化炭素の規制値?
2006-04-13 10:10:42 ぴかちゃん (
「ガイドライン」というのは「ごみ処理に係るダイオキシン類発生防止等ガイドラインについて」という正式名称で、平成9年1月に厚生省より発表されたものです。
内容についてはこの名称で検索すれば出てきますので一度確認してみて下さい。
ここ数年のダイオキシン類に対する対策の一つとして発表されたものであり、この半年後、このガイドラインに基づいて「廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則」が
改正されました。「廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則」ではガイドラインよりもより緩やかな基準値が示されています。
一般的な法規制としては「廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則」に示された「100ppm以下」が基準値となると思いますが、「ガイドライン」が無効となったという話も
聞きませんので、正しくは質問者さまの事業所がある自治体の担当者にきちんと確認することが必要だと思われます。
なお、法律はかなりの頻度で改正がかかっておりますので、ご自分の業務に係る法律については常に最新版を入手できるようにしておくと良いと思います。
最新版の入手方法につきましては、過去のQ&Aでも出てきておりますので、そちらもご参照下さい。
回答に対するお礼・補足
ぴかちゃんさま、ありがとうございます。少しずつ勉強したいと思います。
No.16121 【A-6】
Re:焼却施設における一酸化炭素の規制値?
2006-04-15 10:20:20 きんかん (
私が勤める工場でも廃掃法で規制される廃棄物焼却炉が幾つかあり、100ppmを規制値として管理しています。
但し液中燃焼方式の噴霧燃焼炉が1基あり、これには一酸化炭素の濃度規制が掛かっていません。
他にも、一酸化炭素の濃度規制の掛からない型があります。
環境省の告示を見てください。
http://www.env.go.jp/hourei/syousai.php?id=11000069
No.16327 【A-7】
Re:焼却施設における一酸化炭素の規制値?
2006-04-30 17:31:49 火鼠の衣 (
連続炉と、バッチ炉では規制が違うと思いますが?
また、規模と燃焼物が変わると規制対象外になると思いますが?
回答に対するお礼・補足
連続炉になります。処理能力は時間当たり2.5トン、1日60トンの炉です。焼却対象物は一般廃棄物(一般家庭からの収集ごみが主)です。
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