引越のときに発生する廃棄物の取扱い
登録日: 2006年01月16日 最終回答日:2006年01月18日 ごみ・リサイクル ごみ処理
No.14163 2006-01-16 12:49:14 ぴょん
引越のときに発生する粗大ごみなどを、
引越業者に処理依頼をすることについて
環境省がマニュアルを出しています。
http://www.env.go.jp/recycle/waste/hikkoshi/manual.html
ただ、これを読むと、実際にこのとおりに処理している
引越業者はどのくらいあるのかなと思います。
これでいくと、一般家庭から出た引越廃棄物について
引越業者に自治体の処理場所まで運搬を依頼するときには
委任状をとればよい、と書いてあります。
念のため環境省に問い合わせたところ、
この場合は、引越業者は預かった引越廃棄物を、
いったん事業所に持ち帰ったりせずに、
自治体の回収場所まで直行で持ち込まないといけない、
とのことでした。
それでは、引越業者はかなり遠回りをさせられたりして、
実際にはなかなか難しいのでは、と思います。
実際に、引越業者のかたがどのように引越廃棄物を預かって
処理されているのか、ご存知でしたら教えてください。
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No.14194 【A-1】
Re:引越のときに発生する廃棄物の取扱い
2006-01-17 18:12:34 y/u (
従って、この質問に答える人はいないのではないでしょうか。
回答に対するお礼・補足
ご回答ありがとうございます。
やはりそうでしょうか。
個人的には、あのマニュアルには
「顧客から廃棄物を預かるのはすべて認めません」と書いたほうが
よほどすっきりするのではと思います。
業界側から、「委任状はちゃんととるから認めてほしい」
というような依頼があったのかなと思って
質問させていただきました。
No.14199 【A-2】
Re:引越のときに発生する廃棄物の取扱い
2006-01-17 22:58:44 シュラク (
引越し廃棄物処理委託に関係する違反行為(マニフェストに関する違反)
を行ったことを、東京都が国に情報提供したことが
発端になって作成されたものだったと記憶して
います。
このマニュアルの内容は、一般的な廃棄物処理に
関する知識を持っている人から見ると異質な感じを受けると思いますが、
現実的に引越し廃棄物を適正に処理しようと考えた
場合、やむをえないという前提でないのでしょうか。
ただ、「引越業者は預かった引越廃棄物を、
いったん事業所に持ち帰ったりせずに、自治体の
回収場所まで直行で持ち込まないといけない」と
環境省から回答があったとのことですが、マニュアル上は
「引越廃棄物を引越請負業者が管理する所定の
場所まで運搬すること」となっているので、
引越請負業者の事業場に運搬することは否定されて
いないのではないでしょうか。
内容を精読の上、再度照会し事実確認したほうが
いいと思います。
余談ですが、この違反が原因でA社は国の指定
(広域再生利用指定だったと思います。)を
取り消され、一定期間指定を受けることが出来なく
なったことがありました。
当時は引越し廃棄物に関してあいまいな面もあった
ことからこの程度の行政処分で済んだんだと
思いますが、現在はマニュアルもあるので、
違反した場合は業の取消し等厳しい処分もありうる
と思いますので注意が必要と思います。
なお、A社が違反した事実は環境省ホームページに
記載されているので確認してみてもいいと思います。
No.14202 【A-3】
Re:引越のときに発生する廃棄物の取扱い
2006-01-18 10:23:06 東京都 / ちしゃ (
その時の情報が探せると思います。
なおA社の2004年版環境報告書には
「自社廃棄物のマニフェスト管理票の不適正扱いによって、産廃広域再生利用
指定の取り消し、1年間にわたる同制度への申請不可の行政処分を受けた」事実
と、再発防止策として、マニフェストと産廃処理業者との契約内容に相違点が
ないか二重にチェックする管理システム開発を行ったことが報告されています。
No.14210 【A-4】
Re:引越のときに発生する廃棄物の取扱い
2006-01-18 17:15:55 破裂の人形 (
いずれにしろ、各自治体によって解釈の仕方や受け入れ基準を独自に設けているケースが多いと思いますので、受け入れ先の自治体とよく相談した方がいいと思います。
ようは、廃棄物の排出者がはっきりしていればよいのでしょうが、抜け道はいくらでもありますので。
不法投棄以外にも、引越ごみと称して、産業廃棄物などを自治体に持ち込むケースもあるようです。
あまり厳密に法律を適用してしまうと、一般家庭の人が処理できない状況になりかねないので、シュラクさんのおっしゃるとおり”やむをえない”のではないでしょうか。
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