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環境Q&A

建設残土の受け入れ基準について 

登録日: 2002年12月04日 最終回答日:2002年12月11日 ごみ・リサイクル リサイクル

No.1329 2002-12-04 11:22:03 匿名

建設残土をセメント固化材や石灰等で土壌改良した場合、土壌が強アルカリになってしまいます。このような改良土を建設残土として搬出する際の受け入れ基準、規制等は有るのでしょうか?

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No.1384 【A-1】

Re:建設残土の受け入れ基準について

2002-12-11 10:04:21 東京都 / 君山銀針

『建設汚泥リサイクル指針』
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/region/recycle/002/kumi.html
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/region/recycle/008/odei.html
では、「(改良土からの)排出水が土中を通過することでアルカリが中和されることから、十分な覆土・敷土を施すことで対処できる」とされているようです。(上記ホームページにはこの記述はありませんが本文に)

また(財)先端建設技術センターホームページ中の
「建設汚泥リサイクル指針」講習会Q&A(H11.12〜H12.2) でも
Q「処理によりpH値が高くなってしまった場合、低下させるにはどのような方法があるのか。」
A「セメントや石灰から発生するアルカリは土によって中和されやすい性質を持っているので、有効利用する場合には特にpHを下げる必要はない。しかし、産廃処分等において処分場の受入基準でpH値が規定されている場合には、曝気(細かく砕いて空気にさらす)等で中性化を促進することができる。また、炭酸ガスによる中性化の促進も可能である。」(←は要約)
との回答があります。
詳しい内容は「建設汚泥リサイクル指針」講習会Q&Aのページ
http://www.actec.or.jp/pageholder/recycle_2/ で確認ください。

回答に対するお礼・補足

貴重な情報を頂きましてありがとうございました。

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