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環境Q&A

燃料を使うと何故に廃棄物処分業が必要? 

登録日: 2005年10月29日 最終回答日:2005年10月31日 ごみ・リサイクル 産業廃棄物

No.13038 2005-10-29 07:51:57 武田

平成17年3月25日付けの環境省の通達で規制緩和され、逆有償でも製造技術が確立して製品を継続して出荷されている場合は、有価で買い取るなら処分業が不要になりました。
従来逆有償は廃棄物とされ資源の有効利用、リサイクル推進の足かせとなっていました。
最近、廃棄物処理を行っていた油を特別の装置と技術があり、製造工程でサ−マルリサイクルが出来るので有価で購入したいと商談を持ち込む会社が現われました。
運賃でマイサスになります。
しかし、事業全体では両社に大きな利益があり、資源の有効利用になります。
しかし、通達は燃料は再利用の例が見当たらないので規制緩和の対照にならないとなっています。
この場合燃料とはなんでしょか?
燃料とは単純焼却で生産の無い場合でしょうか?、有田焼やウナギの蒲焼や温泉、ボイラ−発電、セメント焼成はカロリ−源として油を使う場合に廃棄物処分業が必要なのでしょか?それとも商品生産に寄与する場合は燃料でないのか?
生産のためコスト削減はどこでも行われることです。
再資源名目で不正を行うのを防止したいのは分りますが、せっかくの規制緩和が十分生かされません。
どなたか、燃料と原材料の違いについてご存知の方、ご教授をお願いします。

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No.13065 【A-1】

Re:燃料を使うと何故に廃棄物処分業が必要?

2005-10-31 16:13:04 たる吉

>平成17年3月25日付けの環境省の通達で規制緩和され、逆有償でも製造技術が確立して製品を継続して出荷されている場合は、有価で買い取るなら処分業が不要になりました。
>従来逆有償は廃棄物とされ資源の有効利用、リサイクル推進の足かせとなっていました。
>最近、廃棄物処理を行っていた油を特別の装置と技術があり、製造工程でサ−マルリサイクルが出来るので有価で購入したいと商談を持ち込む会社が現われました。
>運賃でマイサスになります。
>しかし、事業全体では両社に大きな利益があり、資源の有効利用になります。

通達は,これのことですよね。
http://www.env.go.jp/recycle/waste/reg_ref/tuuti.pdf
その後にQ&A集も出てるようです。
http://www.env.go.jp/recycle/waste/reg_ref/q_and_a.pdf

>しかし、通達は燃料は再利用の例が見当たらないので規制緩和の対照にならないとなっています。

「燃料は規制緩和の対象とならない」の通知を見つける事ができませんでした。
Q&A集には,熱回収(サーマルリサイクル)はケースとして想定しにくい,と記載されております。

>燃料とは単純焼却で生産の無い場合でしょうか?、有田焼やウナギの蒲焼や温泉、ボイラ−発電、セメント焼成はカロリ−源として油を使う場合に廃棄物処分業が必要なのでしょか?それとも商品生産に寄与する場合は燃料でないのか?
>生産のためコスト削減はどこでも行われることです。
>再資源名目で不正を行うのを防止したいのは分りますが、せっかくの規制緩和が十分生かされません。
>どなたか、燃料と原材料の違いについてご存知の方、ご教授をお願いします。

ここからは当方の私見となりますが,廃油であっても,継続して,「有価で取引されることが確実」と判断される場合は,収集運搬の許可業者との契約だけで,処分施設(業)の許可を有していなくとも,問題ないと判断できると思います。
間違ってたらごめんなさい。

回答に対するお礼・補足

たる吉さんのお見透しのとおりと思います。
燃料が規制改革で認められないと読み取れないのですが、自称廃棄物処理法に詳しいという人の言です。
予防原則がが働き、せっかくの規制改革を止めるのか?
問題ないと思いますが。
官公署に確認してみようと思います。

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