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環境Q&A

建材中の石綿含有率の計算方法について 

登録日: 2005年09月11日 最終回答日:2005年10月18日 ごみ・リサイクル 産業廃棄物

No.12310 2005-09-11 04:54:20 ちびた

石綿の定性・定量を勉強中です。基安化発第06220001号の石綿含有率の計算式が納得できません。この式では蟻酸処理によって溶解除去されたものに対する石綿の含有率が出ませんか?なにか情報があったら教えてください。

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No.12379 【A-1】

Re:建材中の石綿含有率の計算方法について

2005-09-16 00:50:53 あるけみぃ

>石この式では蟻酸処理によって溶解除去されたものに対する石綿の含有率が出ませんか?なにか情報があったら教えてください。

もしかすると、当初公表された計算式を用いられているのかも知れません。8月9日に訂正版(計算式に誤りがあった)が公開されています。
お手持の資料が以前のものなら、厚生労働省のHPから訂正版を入手してみて下さい。

http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/sekimen/hourei/050622-1.html

回答に対するお礼・補足

ご回答ありがとうございます。8月9日の訂正版を探してみましたが、ネット上では見つけることができませんでした。添付いただいたアドレスのHPの内容も私の持っているものと同一です。計算式についての私の解釈が間違っているのでしょうか?当該式の意味が理解できていたら教えてください。よろしくお願いします。

No.12869 【A-2】

Re:建材中の石綿含有率の計算方法について

2005-10-18 23:41:44 ミューレン

私も初心者で、同様の疑問を持っています。私の中でもこの式の意味が解決したわけではないのですが、考えるヒントになればと思い、私が知っている情報を書かせていただきます。

@蟻酸処理はアスベスト以外の建材中の成分を溶かすためにおこなう
Aしかし、一部のアスベスト(クリソタイル)はこの蟻酸処理によりいくらか溶けてしまう
Bよって、この溶解分を補正するために補正係数Rをかける
Cつまり、Ci = As/M1×R×100よりCi = As×R/M1×100と表すのが適切
D蟻酸処理は補正係数Rが1.2未満となるように行う必要がある(Rが1.2以上の場合に上の式を適用してはならない)
E基安化発第0622001号の蟻酸処理条件は一部の建材で検討した結果なので、建材の種類によっては処理条件の検討が必要である(上記Dを満たすように)

@〜Eを考慮しても、私もこの式が理解できたわけではないのですが、多分、この式は理論式ではなく、近似値を求めるための補正式なのではないかと思っています。
もっと正確なことが分かりましたらぜひ教えてください。

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