環境Q&A

No.11948 【A-1】

Re:Streeter-Phelpsの式について

2005-08-13 00:35:14 け〜 （

私も公害防止管理者の勉強をしていてぶつかったのですが、自分なりの解釈を。
まず水に酸素が溶ける時にｄD/dt=-K'Dという式が成り立つそうです。Dは酸素不足量（飽和状態との差）で、この式は酸素不足量の減り方はその時の酸素不足量に比例する、ということを言っています。
次に似た様な式がBODにも成り立ちます。ｄL/dt=-KLという式でこの式はBODの減り方がその時のBODに比例する、ということを言っています。
これらの二つの式を組み合わせたのがStreeter-Phelpsの式でｄD/dt=-K'D＋KLです。ｄD/dt=-(K'D-KL)と直したほうが分かりやすいと思います。つまり「酸素不足量の減り方は単純に水に酸素が溶ける場合からBODによる酸素消費を考えた値になる」ということだと思います。