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環境Q&A

二酸化炭素の分離・回収技術 

登録日: 2002年10月03日 最終回答日:2002年10月10日 地球環境 地球温暖化

No.1106 2002-10-03 18:38:03 ヨッシー

二酸化炭素の分離・回収技術として、(1)化学吸収法、(2)物理吸着法、(3)膜分離法、が主に取り組まれているということが以下のページに載っていました。
http://www.fepc.or.jp/kankyou/index.html

さて本題ですが、この3種類の技術の長所と短所を比較して教えていただけないでしょうか。例えば、1.コスト面、2.二酸化炭素の回収率、3.回収する際の二酸化炭素と他の気体との選択性、等。
また、現在日本でもっとも多く使われている分離・回収技術はどれなのでしょうか。あわせて、教えていただければありがたいです。 よろしくお願いします。

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No.1122 【A-1】

Re:二酸化炭素の分離・回収技術

2002-10-10 10:02:43 東京都 / 君山銀針

NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が平成13年度調査として「CO2の分離・回収技術に関する調査研究 」を実施しています。

http://www.nedo.go.jp/get/houkoku/index.html
http://www.nedo.go.jp/get/houkoku/3.pdf (報告本文)
この調査では(1)化学吸収法・アミン法、(2)吸着法・PSA法、(3)膜分離法・高分子膜について技術的検討を行い、コスト計算をしており、3通りのCO2分離回収技術については、それぞれ技術的・経済的に適したCO2分離回収量の規模が存在し、吸収法が大規模化、大型化に適しており、膜分離法、吸着法が同規模で続くとされています。

この報告についてのご質問は、NEDO環境調和型技術開発室 kankyo@nedo.go.jp まで照会ください。

(14年度も引き続き調査しているようです http://www.nedo.go.jp/informations/koubo/140715/140715.html )

回答に対するお礼・補足

君山銀針さん
回答ありがとうございます。

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