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環境Q&A

金属材料のICPデータについて 

登録日: 2005年03月24日 最終回答日:2005年03月30日 健康・化学物質 有害物質/PRTR

No.10031 2005-03-24 04:31:00 GWP

質問です。
金属材料の重金属についてのICPデータはどうして無いのですか。それとも取る必要がないのでしょうか。
また、金属材料に6価クロム、Hgは絶対含まれないものなのでしょうか。

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No.10032 【A-1】

Re:金属材料のICPデータについて

2005-03-24 18:10:22 ヒゲ

ICP−AESやICP−MSの分析法を用いて金属材料の成分を知りたいということであれば
ごく一般的に行われている分析だと思いますが・・・。
ICPデータが無いとはどういうことなのでしょうか?

金属材料に6価クロムや水銀が含まれていることは当然あります。
そのものが金属ですし、身近な具体例を挙げれば、六価クロムは金属メッキ
また、最近は使われなくなっているのかもしれませんが歯の治療に使う
銀の詰め物(アマルガム)には水銀が含まれています。

No.10115 【A-2】

Re:金属材料のICPデータについて

2005-03-30 15:10:34 tamagobuta

こちらは、材料・部品メーカー等に問合せをして、「金属材料に関してはICPデータはありません。」との
回答を受けたという事でしょうか?それであれば恐らく、単に “分析の必要がないから、分析を行っていないため
現状分析データを保持していない” というだけのことではないでしょうか?

絶対含まれないという事でなく、どちらかというと不純物として混入してしまう可能性もあるとは思うのですが
(その製品上の性質にもよるとは思いますが。)ただ、金属材料においてICPの分析による裏付け確認を
要求されるほどの厳しい閾値による規制(顧客要求)が無いために、わざわざお金と手間をかけてまで
ICPによる分析データを収集していないという事だと思います。

そもそも、その金属材料に対する分析を必要とする根拠は何なのでしょうか?
その必要性とコストなどを再確認した上で、それでも必要という事であれば、ご自身で分析を行うか、
必要性の説明とコスト負担を相談し、再度データの提出を要求されてみてはいかがでしょうか?

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