アメリカ環境保護庁、環境教育プロジェクトへの助成金総額310万ドルの交付先を公表

【環境学習 その他(環境学習)】 【掲載日】2023.08.29 【情報源】／2023.08.15 発表

アメリカ環境保護庁（EPA）は、環境教育助成プログラムのもと、総額約310万ドルの助成先となる33の組織を公表した。各組織が受け取る助成金は5万〜10万ドルで、これらの組織にはマイノリティのための教育機関4校も含まれているという。
同プログラムは、環境意識を高め環境スチュワードシップ（責任ある環境管理）を促進したり、環境保護に責任を持って取り組むためのスキルを提供したりする環境教育プロジェクトを支援するための制度である。環境教育の実践や教育メソッドの考案、実証または普及などに役立つプロジェクトを対象に、1992年以降、毎年200万〜350万ドルの助成が行われており、これまでに3,922件を超えるプロジェクトに約9,130万ドルが充てられた。
今回選ばれたプロジェクトは、教育者側の環境教育スキルの向上、学生や生徒、コミュニティなども含めた意識啓発や環境教育、環境キャリア教育、環境保護活動の促進、先住民族の伝統的知識の活用などがテーマとなっており、27の州とアメリカ領バージン諸島で実施される。
【アメリカ環境保護庁】