企業、自治体担当者と森林づくりでの連携について話し合う懇談会を開催

【自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2005.03.25 【情報源】林野庁／2005.03.24 発表

　林野庁は企業の社会貢献・環境担当者や自治体林業担当者らと、森林づくりでの行政と企業の連携について話し合う懇談会を平成１７年３月２２日午後に同庁会議室で開催にした。
　同庁は現在、「国民参加の森林づくり」を推進しているところで、この懇談会も企業による森林整備活動の活性化をめざしたもの。
　参加企業はキリンビール（株）、東京電力（株）、松下電器産業（株）、富士写真フィルム。また参加自治体は千葉県、和歌山県。
　懇談会はまず、林野庁が森林・林業の現状と課題を、参加企業・県がそれぞれの森林づくり活動の実施状況について説明した後、出席者間で意見交換が行われた。
　意見交換では「国が京都議定書遵守に果たす森林の役割や日本の森林の現状を積極的に国民に広報すべき」、「森林づくり活動を行う場合、子供、女性が参加しやすい環境をつくるべき」「森林づくりに取り組んでいる企業名がわかるように、行政側から情報発信してほしい」「連携を進めるために、ＮＰＯと一緒に議論する場があると有益」などの意見が出た。【林野庁】