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環境ニュース[国内]

景観管理策導入を提言 明日香村の歴史的風土保存・活用第2次報告

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2005.03.14 【情報源】国土交通省/2005.03.14 発表

 明日香村の歴史的風土保存・活用や地域づくりの方向性を示す明日香村小委員会第2次報告「明日香村における歴史的風土の創造的活用について」が平成17年3月14日までにまとまった。
 この報告は現在の明日香村の歴史的風土・資産の活用状況について、(1)飛鳥時代の生活や文化が実感できる場所がない、(2)個々の観光ポイントがばらばらに活用されているだけで、村全体の統一したイメージづくりが不徹底、(3)景観保全が十分ではない、(4)人口減少により村の財政基盤が脆弱化している上に、観光や交流が地域経済に活力を与えるまでには至っていない−−などの課題を指摘。
 これらの課題に対し、(一)飛鳥時代の生活や文化が実感できる拠点の整備、(二)歴史文化学習の場としての広がりと深化、(三)文化財調査の成果のタイムリーな活用、(四)交通や土地利用についての村全体での方針づくり、(五)来訪者のための施設の総点検、(六)景観管理施策の導入、(七)景観を乱している要因改善のための土地利用ルールの確立、(八)世界遺産登録された紀伊山地や古都指定された大津など近隣地域との連携、(九)農林業と観光の連携促進、(十)他地域との交流を通じた地域活性化を促進するための戦略的な取組みの実施、(十一)地域活性化推進体制整備−−などの対策を提言している。【国土交通省】

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