水俣病普及啓発セミナーを東京で開催へ　教職員や環境問題・教育を学ぶ学生対象に

　環境省は平成１７年３月１３日に東京・六本木のオリベホールで、水俣病の経験を次世代に伝えるための普及啓発セミナーを開催する。
　今回のセミナーは、小・中・高校の教職員、環境問題・教育を学ぶ学生、環境問題・教育の指導者・研究者を対象にしたもの。
　全国の学校で環境教育の取り組みが進められている一方で、日本の公害問題の原点である水俣病問題を知らない世代が増えたことから、その経験を伝えて行くことを目的としている。
　プログラムとしては（１）熊本・新潟の水俣病語り部による体験談と質疑応答、（２）水俣病をこども達に伝える取組みや学校での水俣病学習の事例発表、（３）水俣病学習についてのディスカッション－－が予定されている。
　参加希望者は事前にセミナーホームページの参加申し込みフォームから申し込むことが必要。【環境省】