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環境ニュース[国内]

日本海沿岸の油流出事故に対応 油回収船「白山」進水式への参加者募集

地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2001.07.03 【情報源】国土交通省/2001.07.02 発表

 国土交通省北陸地方整備局では、外洋での油流出事故に備えて大型油回収装置を搭載したしゅんせつ兼油回収船「白山」の建造を進めてきたが、平成13年8月29日に、東京・江東区で命名・進水式を挙行することとなり、この進水式への参加者を一般から募集している。
 「白山」は、平成9年1月に発生したロシアタンカー「ナホトカ号」の重油流出事故を契機に、外洋における流出油防除体制の強化が求められた結果、建造が進められてきた。完成後は、北陸地方整備局新潟港湾空港工事事務所に配備され、通常は新潟西港しゅんせつ船として稼働する予定。大型の油回収装置を搭載したしゅんせつ兼油回収船としては全国で3隻目で、名古屋港及び北九州港に続き配備される。
 白山配備により、日本海沿岸で油流出事故発生の場合は24時間以内に対応が可能となるほか、また事故発生後48時間以内には3隻ある油回収船の全てについて、日本周辺のほぼ全域への出動、対応が可能となる。
  なお、命名・進水式への参加申し込みは平成13年7月31日(必着)まで。【国土交通省】

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