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環境ニュース[国内]

害虫抵抗性・除草剤耐性を持つ組換えワタなど2件 拡散防止策をとらない使用承認への意見募集開始

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2004.12.10 【情報源】環境省/2004.12.10 発表

 環境省と農林水産省は遺伝子組換え生物を環境中への拡散防止策をとらないで使用する(遺伝子組換え生物取扱い法の第1種使用に該当する)事例の承認申請が2件提出されたことから、これらの事例の承認について平成17年1月11日まで意見募集を実施することにした。
 遺伝子組換え生物取扱い法では、第1種使用を行う場合に、主務大臣が学識経験者の意見を参考としながら、生物多様性への影響の度合いを判断し使用承認の可否を決定することになっている。
 今回、意見募集を行う事例はデュポン(株)から申請された(1)チョウ目害虫抵抗性・除草剤グルホシネート耐性トウモロコシと、日本モンサント(株)から申請された(2)チョウ目害虫抵抗性及び除草剤グリホサート耐性ワタ。
 学識経験者からの意見聴取の結果では2件いずれについても生物多様性への影響がないとされており、環境省と農林水産省では今回の意見募集結果で問題がみつからなければ、基本的に使用を承認する方針。【環境省】

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