一般財団法人環境イノベーション情報機構
食品中のアクリルアミドに関する意見交換会を開催へ 出席団体募集中
【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2004.11.25 【情報源】農林水産省/2004.11.24 発表
農林水産省は2004年12月16日14時から16時30分まで、東京・霞ヶ関の同省講堂で、食品中のアクリルアミドに関する意見交換会を開催することを決め、同意見交換会に出席する消費者団体3団体を04年12月9日17時まで募集することにした。アクリルアミドは土壌改良剤や下水道工事の沈殿物凝集剤、接着剤、紙力増強剤などに使われている物質で、国際がん研究機関により「人に対しておそらく発がん性がある物質」に分類されている劇物。02年4月にスウェーデン政府が、ジャガイモのような炭水化物を多く含む食材を高温加熱した場合、食品中に生成されると指摘したことから、世界各国で関心が高まっている。
今回の意見交換会に出席を希望する団体は、所定の登録応募様式に必要事項を記入の上、「食品に含まれる汚染物質について」と題した意見(400字以内・様式任意)を添え、郵送またはFAXで農林水産省消費・安全局消費者情報官「食品に関するリスクコミュニケーション」係(住所:〒100−8950東京都千代田区霞ヶ関1−2−1、FAX番号:03−5512−2293)宛てに送付する必要がある。
また傍聴希望者50名も16年12月13日12時(必着)まで受付中。こちらは「参加会議の名称、氏名、連絡先住所、電話/FAX番号、勤務先・所属団体郵便」を明記し、FAX、電子メール(メールアドレス:shohisha@nm.maff.go.jp)で送付する必要がある。【農林水産省】