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環境ニュース[国内]

新潟県に下水道管路復旧時の技術提言を通知 中越地震被害状況踏まえ

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2004.11.24 【情報源】国土交通省/2004.11.22 発表

 新潟県中越地震で被災した下水道施設を復旧する際の技術的助言や、今後の下水道地震対策全般を検討するために設置された国土交通省の「下水道地震対策技術検討委員会」(委員長:田中和博・日本大学理工学部教授)による「管路施設の本復旧にあたっての技術的緊急提言」が平成16年11月22日までにまとまり、同日同省下水道事業課企画専門官通知として新潟県に提言された。
この提言は、新潟県中越地震は最大加速度が兵庫県南部地震より大きく、余震も繰り返し発生した上に。7月の集中降雨、地震発生3日前の台風23号による100ミリ前後の降雨が相まって液状化現象が起こり、「埋戻し部の路面沈下」、「マンホールの浮上がり」、「マンホール内の滞水」が多数長岡市、小千谷市などで生じていると被害状況を指摘。
 復旧にあたっては、地盤特性、施工条件、管材、工期を考えながら、原則として(1)埋戻し部の締固め、(2)砕石による埋戻し、(3)埋戻し部の固化−−のいずれかの対策を行うことが望ましいとし、それぞれの対策の実施上の留意点をまとめている。【国土交通省】

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