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環境ニュース[国内]

15年度環境省政策評価書に対する審査結果を公表

環境行政 行政資料】 【掲載日】2004.11.22 【情報源】総務省/2004.11.19 発表

 総務省行政評価局は平成15年11月19日までに、「15年度環境省政策評価書」に対する審査結果をまとめ、公表した。
 政策評価は国民の立場に立った質の高い政策実施を進めるために、客観的に政策の効果を評価する制度として13年度から中央官庁に導入されたもの。14年4月からは「行政機関が行う政策の評価に関する法律(行政評価法)」が施行され、各省庁はこの行政評価法の枠組みに基づいて政策評価に取り組んでいる。
 15年度の環境省の政策評価書はこの「行政評価法」に基づき、15年度に同省が実施した48施策について自ら評価結果を示したもの。48施策中、現行のまま継続するとしているものが9施策。何らかの改善・見直しが必要でなものが39施策とされ、さらに39施策中、事業拡充方針を示しているものが37施策、事業縮小・廃止方針を示しているものが2施策とされていた。
 これに対し総務省側は、(1)各施策について達成すべき目標の水準が数値などで具体的に特定されているか、(2)目標達成度を評価するための基準年次と目標達成年次が設定されているか−−の2点を中心に評価を実施。
 48施策中、目標水準が具体的に特定されていたものは32施策、うち目標達成年次が設定されてものは29施策と、いずれも14年度と同程度とされたが、15年度から目標に対する総合的な評価欄の記述パターン化に取り組み、達成度合いの判定基準設定について「一定の進展がみられた」と評価された。一方目標水準が特定されていなかった16施策については、目標達成状況を測定するための指標設定に努めるべきと指摘された。【総務省】

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